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W杯オスロ大会:悪天候で日曜の競技キャンセル

作成: 08.03.2020 16:52 / sk

RAW AIR(ローエア)ノルウェートーナメントの最初の週末となったオスロ大会はスキージャンパー達にとって散々な終わり方となった。金曜の予選と、土曜の団体戦は素晴らしい試合だったが、日曜(3月8日)のホルメンコーレンジャンプ競技場は風、霧、雨に見舞われた。

今週末のオスロ大会はジャンパー達の記憶に長く残ることになるだろう。ホルメンコーレンでは、初日の金曜の予選から、新型コロナウィルス対策で無観客で行われ、土曜の団体戦も観客席は空のまま開催され、その上日曜には風、霧、雨が襲ってきた。

 

まずは男子の試合開始が14:15(日本時間22:15)から16:30(日本時間 翌0:30)に延期されたが、強風は収まらなかった。時として秒速10mにもなる風が吹いていて、16:30の時点でも開始することが不可能だった。

その上、大雨のためブレーキングトラックの一番深い部分に水たまりができてしまい、これを取り除くのはかなりの労力が必要となる。

 

そのため、開始の遅延を2回繰り返した後、審判団は17:00の時点で今日のオスロ戦を中止とする決定を下した。振替試合については、今日にでも協議されることになっている。

 

この決断について、FIS(国際スキー連盟)レースディレクターのヴァルター・ホーファーは、「急に秒速7mにもなる向かい風と追い風が吹いてきた。とにかくこれでは安定した試合ができない」と説明した。「明日、リレハンメルで少しでも取り返すつもりでいる。詳しいタイムスケジュールはこれから決定されることになる」と話した。

 

その後、夜に予定されていた女子の試合も悪天候の犠牲になった。女子の個人戦も、3月9日(月)にリレハンメルで振替試合が行われることになる。

 

最新情報(2020年3月8日 中央欧州時間20:30現在)

リレハンメル大会:予定変更

2020年3月9日(月)

14:45(日本時間22:45)公式トレーニング

17:15(日本時間 翌1:15)男子・個人戦(3/8に中止になったオスロ戦の振替)

19:00(日本時間 翌3:00)公式トレーニング

20:00(日本時間 翌4:00)女子・個人戦(3/8に中止になったオスロ戦の振替)

 

2020年3月10日(火)

15:45(日本時間23:45)予選

17:00(日本時間 翌1:00)男子・個人戦

19:15(日本時間 翌3:15)オープニングラウンド(RAW AIR総合にポイントが加算される)

20:00(日本時間 翌4:00)女子・個人戦

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。