01 | Hoerl, J. | 285.3 | ||
02 | Paschke, P. | 277.8 | ||
03 | Tschofenig, D. | 273.8 | ||
04 | Kraft, S. | 273.1 | ||
05 | Deschwanden, G. | 259.7 | ||
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ノルウェーツアー「RAW AIR」では、今シーズン初めて地球温暖化対策として電車での移動が取り入れられることになった。
ノルウェースキー連盟のMarita Hakestad Andresenは、「このノルウェーツアーを将来に向けてより持続可能なものにするために、そしてそれと同時に選手たちに快適な移動手段を提供するために、これは正しい方向への一歩となる。他のスポーツに対しても、このようなイベントがより持続可能な形で開催できるということを示したいと思っている」と説明した。
RAW AIRの期間中、リレハンメルからトロンハイム、そしてオスロ空港から最終地となるヴィケルスンへの移動時に、バスの代わりに電車が利用される。ただし、スケジュールの関係上、一部の行程で飛行機が使われることになる。
ノルウェーチームのヘッドコーチ、アレクサンダー・シュトックルはオスロで、ダニエル=アンドレ・タンデとマリウス・リンドヴィクと共に、新しい協力パートナーとなる「VY Tog og VY Buss」を紹介して、「スキージャンプでは持続可能であることと地球温暖化対策に焦点が当てられている。降雪が足りないことがどんどん増えているのを残念ながら体感しているし、風や天候状況に左右されるスポーツでもある。ノルウェーがこの点で先駆的な役割を果たしていることを誇りに思うし、このような大きなイベントにおいて、電車移動も可能だということを示すことができて嬉しい。選手たちにとっても、より快適な移動になるし、厳しい競技日程の後の良い休息になる」と話した。
RAW AIRは、オスロ、リレハンメル、トロンハイム、ヴィケルスンの4会場で行われ、スキージャンパーにとってはハードなツアーだ。RAW AIR総合では、全ての競技ジャンプと予選でのポイントが合算される。
今回、4回目の開催となるRAW AIRだが、これまでに総合優勝を飾ったのは、オーストリアのシュテファン・クラフト、ポーランドのカミル・ストッフ、そして日本の小林陵侑の3人となっている。
昨シーズンは初めて同時に女子のRAW AIRも行われ、初回女王となったのはノルウェーのマーレン・ルンビュだった。
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