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W杯女子蔵王 個人第2戦:オーストリア勢が1・2位

作成: 19.01.2020 09:38 / sk

ワールドカップ女子蔵王大会(山形市)の3試合目となる個人戦が1月19日(日)に行われ、オーストリアのエヴァ・ピンケルニッヒが蔵王での3勝目を飾った。2位もオーストリアのキャラ・ホルツル、3位はノルウェーのマーレン・ルンビュだった。

オーストリア女子ジャンパーの躍進が止まらない。ヘッドコーチのハリー・ロードラウアーが率いるオーストリアチームは、蔵王大会の3試合目となった今日、合計6試合連続の勝利を飾った。

 

今回の日本ツアーで開催された5試合(札幌2試合、蔵王3試合)の全てでオーストリア女子が優勝しており、その前のクリンゲンタール戦でもキャラ・ホルツルが優勝していた。
今日の試合では、オーストリアチームから他にもマリタ・クラーマーが7位、ダニエラ・イラシュコ=シュトルツも9位に入り、トップ10にオーストリア勢が4人入った。

 

31歳のピンケルニッヒにとってはワールドカップ(W杯)通算3勝目となり、これまでの2勝は、先週末の札幌戦と今週金曜(1月17日)の蔵王第1戦で挙げている。

 

蔵王大会の序盤では苦戦していたマーレン・ルンビュだったが、今日はかなり調子を上げ3位入賞を果たした。

 

日本勢のトップは高梨沙羅で、4位だった。

丸山希は12位、伊藤有希と勢籐優花が17位と18位に並び、岩渕香里は26位、小林諭果は40位だった。

 

前日の団体戦では6位に終わったドイツチームだが、今日の個人戦ではカタリーナ・アルトハウスとユリアーネ・サイファートが5位と6位に並び、なんとか好成績で日本ツアーを終えた。


W杯女子個人総合成績では、引き続きノルウェーのマーレン・ルンビュが首位につけているが、2位のエヴァ・ピンケルニッヒがわずか1点差で肉薄している。ルンビュが現在510ポイント、ピンケルニッヒは509ポイントとなっている。キャラ・ホルツルは470ポイントで総合3位につけている。


スキージャンプ女子W杯は、来週末に個人戦が2試合予定されているルーマニア・ルシュノフ大会へと続く。

 

全リザルト

 

統計

最長不倒
99.0m
Pinkelnig, Eva (AUT)
最短ジャンプ
66.5m
Kobayashi, Yuka (JPN)
平均飛距離
83.2m
K点越えジャンプ
5.7%
ネーション数
11
トップ10のネーション数
6
トップ30のベストネーション
6
Österreich
Pinkelnig, Eva
17.01.20
Zao
Österreich
18.01.20
Zao