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W杯女子蔵王第1戦 ピンケルニッヒが優勝、高梨2位

作成: 17.01.2020 11:02 / hn

1月17日(金)ワールドカップ女子蔵王大会の個人第1戦が行われ、オーストリアのエヴァ・ピンケルニッヒが5日のうちに2勝目となる勝利を挙げた。ピンケルニッヒは、97.5mと95.5m(合計232.3ポイント)のジャンプで、高梨沙羅(92.5mと91.5m、計215ポイント)を2位に、キャラ・ホルツル(オーストリア、90.5mと92.5m、計212.6ポイント)を3位に抑えて快勝を決めた。

31歳のエヴァ・ピンケルニッヒにとっては、先週末の札幌戦での初優勝に続き、これでワールドカップ(W杯)通算2勝目となった。

オーストリアチームからは、キャラ・ホルツルとマリタ・クラーマーも3位と4位に並び、圧倒的な強さを見せた。

今日のピンケルニッヒの成功で、オーストリア女子ジャンパーが4試合連続で優勝を飾ったことになる。キャラ・ホルツルがクリンゲンタール戦で優勝し、札幌大会では第1戦でマリタ・クラーマーが、そして第2戦ではエヴァ・ピンケルニッヒが初優勝を飾った。

 

高梨沙羅は2位入賞で、今季の自己最高成績となった。W杯通算56勝という最多優勝記録保持者の高梨は、調子を取り戻している様子だ。

 

現在W杯総合得点で首位につけているノルウェーのマーレン・ルンビュは、なんとか総合首位の座を守ったものの、前日同様、ヒルサイズ102mの蔵王のジャンプ台に苦戦しているようだ。

ルンビュは今日は最終的に5位に甘んじたが、特に2本目は良いジャンプとなり、日曜に開催される個人第2戦での活躍に期待が高まる。

 

明日、1月18日(土)には団体戦が予定されている。

 

6位と7位にはスロベニアのニカ・クリツナーとエマ・クリネッチが並んだ。
ドイツ勢のトップだったカタリーナ・アルトハウスは8位だった。

 

土曜の団体戦では優勝候補と見られるのは何と言ってもオーストリアだろう。ヘッドコーチのハリー・ロードラウアー率いるオーストリアチームが、もし団体戦で快勝を決めなかったらそれは驚きの結果となる。この冬好調のエヴァ・ピンケルニッヒとキャラ・ホルツル、そしてマリタ・クラーマー、ダニエラ・イラシュコ=シュトルツの4人がオーストリアから参戦する。

 

蔵王大会の団体戦は、1月18日(土)9:00(日本時間17:00)から開催される予定となっている。


全リザルト:1月17日(金)蔵王個人第1戦

スタートリスト:1月18日(土)蔵王団体戦

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

統計

最長不倒
97.5m
Pinkelnig, Eva (AUT)
最短ジャンプ
64.5m
Runggaldier, Elena (ITA)
平均飛距離
81.8m
K点越えジャンプ
2.9%
ネーション数
11
トップ10のネーション数
5
トップ30のベストネーション
6
Österreich
Deutschland
Pinkelnig, Eva
12.01.20
Sapporo
Österreich
12.01.20
Pinkelnig, Eva (AUT) Sapporo