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W杯女子札幌大会 オーストリアが再び優勝

作成: 12.01.2020 07:00 / sk

クリンゲンタール戦でのキャラ・ホルツル、昨日の札幌第1戦のマリタ・クラーマーに続き、今日1月12日(日)の札幌大会第2戦でもエヴァ・ピンケルニッヒが優勝して、オーストリア勢が3試合連続で優勝を飾った。31歳のピンケルニッヒは今日のワールドカップ女子札幌大会第2戦で合計250.8ポイントを獲得して、ノルウェーのマーレン・ルンビュとダニエラ・イラシュコ=シュトルツ(オーストリア)を2位・3位に抑え、快勝を決めた。

ピンケルニッヒは135.5mと130mのジャンプを決めて、2位のルンビュに11点以上もの差をつけた。これまでワールドカップ(W杯)に68回参戦しているピンケルニッヒだが、今回がW杯初優勝だった。

「勝つという感触は素晴らしい。予選のジャンプもとても上手くいったから、今日は3本のすごいジャンプを決めることができた。 ジャンプ台は完璧に整備されていた。起きた時からすごく良い気分だった」と、ピンケルニッヒは試合後のインタビューに答えた。

 

引き続きW杯総合首位につけているマーレン・ルンビュは、昨日の札幌第1戦でも2位だった。その上、ルンビュは今日も最長不倒記録を更新した。平昌五輪の金メダリストでもあるルンビュは、2本目で139.5mまで飛距離を伸ばした。

「2位に入賞できて満足している。今日の2本目は本当に上手くいった。来週末の蔵王大会では、私の経験をフルに活用する必要がある」とルンビュは話した。

 

3位にダニエラ・イラシュコ=シュトルツが入り、更なるオーストリア勢の上位入賞となった。イラシュコ=シュトルツは、2本目で135.5mの大ジャンプを決めて、1回目の12位から3位までの目覚ましい追い上げを見せた。

「ファーストラウンドで12位だったから、ファイナルラウンドで表彰台に上がれるようなジャンプができて驚いている。これほどのジャンプは最近ではなかなか決められない。今は次の蔵王大会を楽しみにしている。今日もオーストリアチームから勝者が出たから、蔵王では私が次の勝者になれるということも、もしかしたらあるかもしれない」とイラシュコ=シュトルツは意欲を見せた。

キャラ・ホルツルも4位に入り、オーストリアチームはこの札幌大会の2日で素晴らしい成績を収めた。前日の勝者マリタ・クラーマーは8位、ジャックリーン・ザイフリーツベルガーは11位だった。

 

開催国・日本の高梨沙羅は5位、伊藤有希が6位に続いた。

 

ロシアの二人、ソフィア・チコノワとイリーナ・アワクモワは9位と10位に続いた。

ドイツ勢のトップだったカタリーナ・アルトハウスは12位、ルイザ・ゴルリッヒとユリアーネ・サイファートも13位・14位に並んだ。

 

女子ジャンプW杯は、来週末に予定されている蔵王大会へと続く。山形県蔵王では個人戦2試合、団体戦1試合が行われることになっている。

 

全リザルト

 

統計

最長不倒
139.5m
Lundby, Maren (NOR)
最短ジャンプ
88.0m
Braaten, Ingebjoerg Saglien (NOR)
平均飛距離
111.2m
K点越えジャンプ
20.0%
ネーション数
10
トップ10のネーション数
4
トップ30のベストネーション
6
Österreich
Pinkelnig, Eva
-
Österreich
11.01.20
Kramer, Marita (AUT) Sapporo