01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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第68回スキージャンプ週間の最終戦が、1月6日(月)オーストリアのビショフスホーフェンで行われ、ダヴィド・クバツキー(ポーランド)が見事に優勝し、今季のジャンプ週間総合優勝を決めた。29歳のクバツキーは、2019年の世界選手権ゼーフェルト大会の金メダルに続き、2つ目の快挙を遂げた。今日の2位はドイツ・オーバストドルフ出身のカール・ガイガー、3位はノルウェーのマリウス・リンドヴィクだった。
月曜の晩に行われたビショフスホーフェンでのファイナルで、1万5千人の観客は予想を裏切らないスリリングな試合を目の当たりにした。
ジャンプ週間総合首位のクバツキーは、既に1本目でベストジャンプを収めていたものの、最終的に決まったのは今日の(そして第68回スキージャンプ週間の)最後のジャンプでだった。
総合優勝を決めたダヴィド・クバツキーは、「ライバルたちはとても強くて、厳しい一日だった。集中力を保つのと自分が出来る限りのことをとにかくやるために、かなりの努力が必要だった。それが上手くいってとても嬉しいし、とにかく自分のやり方でやりたかった。落ち着いて自分のやるべきことがきて、凄く嬉しい」と、決め手となったジャンプ直後のインタビューで喜びを伝えた。
カール・ガイガーは今季のジャンプ週間で3度目となる2位入賞を遂げ、最終的に大健闘の総合3位となった。
今回のジャンプ週間期間中、周囲からの高い期待に好成績で応えることができたガイガーは、「昨日は全然うまく行かなかったけど、今日はまた本当に良くなって凄く嬉しい。ビデオ分析をしたから、今日は変えなくてはいけないところが分かっていた。それで今日は最初から上手くいった。これ程の好成績だったことは今まで無かったから、僕にとってこれまでで一番良いジャンプ週間になった。特にオーバーストドルフでの試合は自分にとって特別な時間だった」と話した。
このジャンプ週間で驚きの健闘を見せたのは、ノルウェーのマリウス・リンドヴィク(21歳)で、ガルミッシュ=パルテンキルヒェンとインスブルックで優勝し、今日のビショフスホーフェン戦では3位となり、ジャンプ週間総合2位という堂々の成績を収めた。
今日がビショフスホーフェンでの初めての試合だったリンドヴィクは、「全然がっかりなんてしていない。僕にとって本当に素晴らしいジャンプ週間だった。総合2位になれるなんて、全く考えていなかった。どの会場でも凄い数のファンで、ホテルに帰って、ちょっとリラックスできたのが良かった」と語った。
ワールドカップ総合では、ジャンプ週間総合4位だった日本の小林陵侑が644ポイントで、引き続き首位につけている。2位にはカール・ガイガー(619ポイント)、3位にはオーストリアのシュテファン・クラフト(539ポイント)が続いている。
スキージャンプ男子ワールドカップは、ノーマルヒル戦が2試合予定されている来週末のイタリア・プレダッツォ大会へと続く。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。