01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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12月14日(土)、ワールドカップ男子クリンゲンタール大会(ドイツ)で団体戦が開催され、ピオトル・ジワ、ヤクブ・ヴォルニー、カミル・ストッフ、ダヴィド・クバツキーの4人で臨んだポーランドチームが合計968.7ポイントで堂々の勝利を挙げた。2位はオーストリア、3位は日本だった。
ポーランドは団結した強さを見せ、最終的にオーストリアに25点差、日本に50点以上の差をつけた。
カミル・ストッフは、「今日はかなり難しい天気だった。風はコロコロ変わるし、運も必要だった。それでも最後は優勝できて、僕らにとって本当に素晴らしい試合になった。今のところ僕の調子はかなり良いし、シーズンが進んでいく中で僕のベストジャンプも出てくると願っている」と、試合後のインタビューで答えた。ポーランドは前回2016年に開催されたワールドカップ(W杯)クリンゲンタール団体戦でも優勝しており、団体戦通算7勝目となった。
オーストリアは、フィリップ・アッシェンヴァルト、グレゴア・シュリレンツァウアー、ミヒャエル・ハイボック、シュテファン・クラフトのチーム編成で臨み2位入賞を果たした。オーストリアだけが今日のクリンゲンタール団体戦でポーランドチームに迫ることができた。
世界トップに返り咲く道を一歩一歩たどっているグレゴア・シュリレンツァウアーは、「天候条件は難しかったし、変わりやすかった。そんな中で表彰台に上がれるのは簡単なことじゃないし、今日の結果が出せて嬉しい。僕個人的にはまだ改善すべきことはあるけれど、何をすべきか分かっているし、良い方向に向かっていると思う」と話した。
3位には、好調の小林陵侑を始めとする日本チームが入った。小林はまた優勝有力候補リストのトップに戻ってきた。昨シーズン、W杯総合優勝を飾った小林陵侑は、シーズン開幕当初苦心していた技術的なミスを克服したようだ。
小林陵侑は、「今日はかなり難しい天候条件だったから、それでも2本良いジャンプを収めることができて嬉しい。僕らのチームは強いし、トレーニングにも厳しく精進して、どんどん良くなっていけるように努力している。今シーズンのこれからも良いジャンプを収められるように、そして表彰台に届くように頑張る」と話した。
4位にはノルウェーが入った。ノルウェーチームの一人として参戦予定だったダニエル=アンドレ・タンデは、前日他の人のスキー板が当たって痛めた足首が思ったように良くならなかったようで、急遽出場を見合わせなくてはならなかった。 日曜の個人戦にはタンデがW杯総合首位の座を守るべく参戦できることを祈るばかりだ。
5位はスロベニアチーム、6位にはヘッドコーチ、シュテファン・ホルンガッハーが率いるドイツチームが続いた。ドイツ勢の中では、カール・ガイガーが強いパフォーマンスを見せた。マルクス・アイゼンビッヒラー、コンスタンティン・シュミード、リヒャルト・フライタークの3人はまだ本調子ではないようだ。ドイツと今日の勝者の間には150点以上もの差があり、ドイツは改善点を沢山抱えているようだ。
クリンゲンタール男子個人戦は、12月15日(日)16:00(日本時間 翌0:00)から開催される。
小林陵侑、シュテファン・クラフト、カール・ガイガー、フィリップ・アッシェンヴァルト、ダヴィド・クバツキーらが優勝候補に数えられている。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。