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女子W杯開幕戦 ルンビュが優勝で理想的なスタート

作成: 07.12.2019 14:59 / sk

12月7日(土)にノルウェー・リレハンメルで開催された今シーズン最初のスキージャンプ女子ワールドカップの試合で、五輪金メダリストでもあるマーレン・ルンビュ(ノルウェー)が優勝して理想的な新シーズンの幕開けを遂げた。25歳のルンビュは、リレハンメルのラージヒル(ヒルサイズ140m)で、オーストリアの二人、エヴァ・ピンケルニッヒとキャラ・ホルツルを2位・3位に抑えて勝利を決めた。

ルンビュは138mと135mのジャンプで合計280.8ポイントを獲得して、最終的に2位に24.4点の差をつけて圧勝した。

「ここで始まる前は結構ストレスだったけれど、昨日と今日はうまくいった。今は自分の故郷で友達や家族を前にして優勝できたことがとても嬉しい」と、ルンビュは優勝後のインタビューに答えた。

ルンビュにとっては、ワールドカップ(W杯)通算26勝目だった。

Eva Pinkelnig, Maren Lundby, Chiara Hölzl

 

ルンビュの後には、エヴァ・ピンケルニッヒ(129mと132m、計256.4ポイント)とキャラ・ホルツル(130mと128m、計255.3ポイント)のオーストリア勢二人が表彰台に上がった。

エヴァ・ピンケルニッヒは、「素晴らしい冬季の幕開けとなった。それもチームメイトと一緒に表彰台に上がれるなんて、夢が本当になったよう。もしかしたら私達ならできるかも、なんて話していたのが今日現実になって、本当に感謝している」と2位入賞を喜んだ。

「昨日の予選からずっと本当に満喫している。今は好調だから、この調子で続いていって欲しいと思う」と、通算5度目の表彰台入りを果たしたホルツルは喜んだ。22歳のホルツルはまだ優勝はしたことがない。

オーストリアチームからは他にもジャックリーン・ザイフリーツベルガーが7位、マリタ・クラマーが10位に入り、優秀な団体成績となった。

 

今日の日本勢トップは伊藤有希で4位だった。エマ・クリネッチ(スロベニア)も同点で4位に入った。

高梨沙羅は9位だった。

 

カタリーナ・アルトハウスは6位に入り、ドイツ女子チームのために好成績を収めた。ユリアーネ・サイファートが15位、アグネス・ライシュが17位、スヴェニャ・ヴュルトが19位だった。

 

ヒルサイズ140mのリレハンメル・ラージヒルでのジャンプ女子第2戦は、12月8日(日)14:00(日本時間22:00)から開催される予定となっている。

 

全リザルト

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

統計

最長不倒
138.0m
Lundby, Maren (NOR)
最短ジャンプ
90.0m
Indrackova, Karolina (CZE)
平均飛距離
116.8m
K点越えジャンプ
39.1%
ネーション数
12
トップ10のネーション数
5
トップ30のベストネーション
6
Österreich
Deutschland
Lundby, Maren
24.03.19
Chaikovsky
Norwegen
30.11.19
Tande, Daniel Andre (NOR) Ruka