作成: 26.07.2019 22:09
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7月26日(金)、FISグランプリ・ヒンターツァーテン大会(ドイツ)で、この夏初めての女子個人戦が行われ、高梨沙羅が98mと100mのジャンプで合計255.7ポイントを獲得して優勝した。ワールドカップ通算56勝の高梨は、ノルウェーのマーレン・ルンビュ(251.7ポイント)を2位に、スロベニアのニカ・クリツナー(245.9ポイント)を3位に抑え勝利を決めた。
昨年のグランプリ・ヒンターツァーテン大会でも優勝している高梨にとって、今日はグランプリ通算24勝目となった。
22歳の高梨は今日最長の100mのジャンプを決めた。
今日、女子のトレーニングと試合は34度の厳しい暑さの中で行われた。
「かなり暑かったので、厳しかった。たくさん水を飲まなくてはだったけど、特別なビタミンを補給して、強さを見せられた。今は本当に良い気分」と、高梨は試合後のインタビューに答えた。
マーレン・ルンビュも厳しい暑さに苦戦を強いられた。
「予選が終わってから本戦1本目が始まる前に、すごく冷たいシャワーを浴びたら少し涼しくなった。今は明日の男女混合団体戦がものすごく楽しみ。ミックスチーム戦はファンにとっても選手にとっても、いつも特別スリリングだから」とルンビュは話した。
3位入賞のニカ・クリツナーは好成績を喜び、「今日は私にとって素晴らしい日になった。上位に入れるとは思っていなかった。明日の男女混合団体戦は、どれだけの成績を挙げられるか分からないけれど、とても楽しみ」と語った。
4位は、スロベニアのウルサ・ボガタイ、5位は日本の丸山希だった。
予想外の健闘でドイツ勢トップの6位に入賞したのはアグネス・ライシュだった。19歳のライシュは、この数か月でかなりの成長を見せており、これからの活躍が期待される。ユリアーネ・サイファートも好調だったが、1本目の3位から、2本目では8位まで順位を落とした。カタリーナ・アルトハウスは10位だった。
女子ジャンプの試合は、明日7月27日(土)のヒンターツァーテン大会男女混合団体戦へと続く。
2週間後にはフランス・クルシュベル大会で個人戦が開催される予定だ。
全リザルト
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス7時間です。