01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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国際スキー連盟(FIS)ワールドカップ女子ニジニ・タギル大会(ロシア)の第1戦が3月16日(土)の夜に行われ、ドイツのユリアーネ・サイファートが優勝した。ヒルサイズ97mのニジニ・タギル・ジャンプ台で、サイファートは93.5mと今日最長の100mのジャンプを決め合計252.6ポイントを獲得して、2位に7.1点の差をつけた。2位・3位にはノルウェーのマーレン・ルンビュと、アンナ=オディーヌ・ストロームが続いた。
ニジニ・タギルの完璧に整備されたジャンプ台で、サイファートはワールドカップ(W杯)通算2勝目を挙げた。サイファートは、去年11月のリレハンメル大会で初優勝を祝った。
サイファートは、「W杯2勝目を果たせてものすごく嬉しい。今回のロシアツアーを通して、この調子を保てていければ嬉しい。RAW AIRノルウェーツアーの直後に、このブルーバード・ロシアツアーが開催されて、私達選手にとっては素晴らしいこと。(RAW AIR最終地の)トロンハイムからロシアへのチャーター機での移動を含めた大会運営は、とても上手くいった」と説明した。
あと3試合を残すとなった今シーズンだが、マーレン・ルンビュは今日の2位入賞で、早くも2018/19シーズンのW杯総合優勝を決めた。
「今日2位になれて、とても嬉しい。アンナ(ストローム)の3位入賞も嬉しい。チームメイトと表彰台に上がれるということは凄く特別なこと。これから続くブルーバード・ロシアツアーの試合を楽しみにしている。新シリーズが始まって、シーズン終盤がますます面白くなる」とルンビュは話した。
20歳のアンナ=オディーヌ・ストロームにとっては今日の3位で、自己2度目の表彰台入りとなった。
ストロームは、今年1月の蔵王戦で2位となり、優勝したルンビュと共に表彰台に上がった。「大変だったRAW AIRの後で、相当疲れている。でも今日3位に入れて、もちろん、ものすごく嬉しい。ここでこんなに上位につけるとは一度も考えたことがなかった」とストロームはインタビューに答えた。
ドイツのカタリーナ・アルトハウスが4位、オーストリアのエヴァ・ピンケルニッヒが5位だった。
イタリアのララ・マルシーナが大健闘の6位につけ、オーストリアのキャラ・ホルツルは7位だった。
オーストリアのダニエラ・イラシュコ=シュトルツはロシア戦には参戦していない。
日本チームからは、伊藤有希が8位、高梨沙羅が9位、丸山希が19位、勢籐優花が24位に入った。
第1回ブルバードツアーの総合成績では、今日優勝したユリアーネ・サイファートが首位、2位がマーレン・ルンビュ、3位がアンナ=オディーヌ・ストロームとなっている。
「女子ブルーバード・ロシアツアー」とは
ブルーバードツアーでは、ロシアでのワールドカップ4試合の合計で総合優勝が決まる。ニジニ・タギル大会ではノーマルヒル戦(ヒルサイズ97m)が2試合が行われ、チャイコフスキー大会ではノーマルヒル戦(ヒルサイズ102m)1試合とラージヒル戦(ヒルサイズ140m)1試合が予定されている。
ニジニ・タギルの2試合は今日(3月16日)と17日(日)に行われ、チャイコフスキー大会は来週末(3月23・24日)に行われる予定だ。
チャイコフスキーでは、ワールドカップ総合優勝者への大きなクリスタルトロフィーも授与されることになる。
ブルーバードツアー総合成績で上位6位までの選手には、通常の賞金に加え、追加賞金が合計2万5千スイスフラン用意されいてる。
1位:10,000スイスフラン
2位: 7,000スイスフラン
3位: 4,000スイスフラン
4位: 2,000スイスフラン
5位: 1,500スイスフラン
6位: 500スイスフラン
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。