01 | Hoerl, J. | 285.3 | ||
02 | Paschke, P. | 277.8 | ||
03 | Tschofenig, D. | 273.8 | ||
04 | Kraft, S. | 273.1 | ||
05 | Deschwanden, G. | 259.7 | ||
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2月17日(日)に開催されたスキージャンプ女子オーバーストドルフ大会(ドイツ)の2試合目も、前日に引き続きノルウェーのマーレン・ルンビュが優勝した。日曜もまた快晴に恵まれたヒルサイズ137mのシャッテンベルク・ジャンプ台でルンビュは、地元ドイツのユリアーネ・サイファートに9.4点の差をつけて快勝した。高梨沙羅はサイファートに32.7点もの差をつけられたものの3位入賞を果たした。
ワールドカップ(W杯)総合でリードするマーレン・ルンビュ(ノルウェー)は、オーバーストドルフ第2戦でも別格の強さであることを証明した。平昌五輪の金メダリスト、ルンビュは135mと135.5m(合計292.4ポイント)のジャンプで、来週始まるノルディックスキー世界選手権ゼーフェルト大会(オーストリア)前の最後の試合で勝利を決めた。ルンビュにとって、W杯通算22勝目、今季9勝目となった。
「今日は文句なしのジャンプが2本決められて、素晴らしい日だった。今日は沢山の大ジャンプが見られた。今はゼーフェルトでの世界選手権を楽しみにしている。世界選手権でも今週末のオーバーストドルフみたいに盛り上がったら嬉しい」とルンビュは話した。
ユリアーネ・サイファート(独)は今日の2位入賞で、今シーズン、上を狙えることを再度裏付けた。サイファートはスリリングなファイナルラウンドで、135mのジャンプを決めて勝負に出て、ルンビュにものすごいプレッシャーをかけた。
「自分の国の観客を前に表彰台上がれるなんて、素晴らしい気分。ジャンプ台は完璧に整備されていて、今日の試合は素晴らしかった。今日の試合を可能にしてくださった全てのかたがたに大きな感謝の気持ちを伝えたい」と、サイファートは喜びを表した。
ドイツ女子は今日の成績で、世界トップクラスのスキージャンプ女子の中でも、チームとして上位につけていることを再び証明した。
ユリアーネ・サイファートの他にも、カタリーナ・アルトハウスが4位、カリーナ・フォクトが7位、ラモーナ・シュトラウプが13位で納得の強さを見せた。世界選手権ゼーフェルト大会の女子団体戦でも、ドイツ女子ジャンパーは優勝有力候補として堂々と参戦することになる。
3位入賞の高梨沙羅は、オーバーストドルフ大会での成績に満足している様子で、「ここオーバーストドルフでの私のジャンプはこの冬で一番良かった。それでも、最上位のレベルに追いつくにはまだまだ努力しなくてはだと分かっている。世界選手権が始まるまでに、もう少し改善できれば嬉しい。これからの数日は、世界選手権への準備のためにオーバーストドルフで全日本チームとトレーニングすることになる」と高梨沙羅は説明した。
スロベニア勢のトップは8位のニカ・クリツナーだった。チームメイトのウルサ・ボガタイは前日の第1戦では3位入賞を遂げたが、今日は9位だった。
オーストリアチームのトップだったのは6位のエヴァ・ピンケルニッヒ、キャラ・ホルツルは11位だった。肺炎のため欠場しているダニエラ・イラシュコ=シュトルツは、今はもうトレーニングを再開しており、世界選手権ではオーストリアチームとして出場できることになりそうだ。
ジャンプ女子の次なる舞台は、オーストリア・ゼーフェルトで開催される世界選手権だ。今回の世界選手権ではメダルをかけた3種目が行われることになる:
2019年2月26日 女子団体戦
2019年2月27日 女子個人戦
2019年3月02日 男女混合団体戦
Photo: @ Dominik Berchtold
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。