01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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オリンピック金メダリストのマーレン・ルンビュ(ノルウェー)がワールドカップ4連勝目を祝った。2月2日(土)に行なわれたワールドカップ女子ヒンツェンバッハ大会(オーストリア)の第1戦で、ルンビュがヒルサイズ90mのジャンプ台で2回とも86mのジャンプを揃えて鮮やかに勝利を決めた。2位・3位には、ドイツのユリアーネ・サイファート(84.5mと79m)とカタリーナ・アルトハウス(81.5mと79m)が続いた。
今日の勝利でマーレン・ルンビュはワールドカップ(W杯)連勝を4まで伸ばし、通算18勝目を挙げたことになる。ルンビュは2回とも最長不倒のジャンプで最高ポイントを獲得した。
ルンビュは、「ここヒンツェンバッハで初めて優勝できてものすごく嬉しい。世界選手権がもうすぐ開催されるこの国で表彰台に上がれて良かった。私のジャンプはどんどん良くなっている。この先の数週間もこの調子でいけると良い」と、勝利を収めた後のインタビューに答えた。
今季に入ってから素晴らしいパフォーマンスを見せているユリアーネ・サイファートは、今日も2位につけて引き続き好調だ。サイファートは今日の2位入賞で、W杯総合ランキングの3位の座を更に強固なものとし、今やどこに行っても優勝候補の一人と見られるようになっている。
「今日の結果にすっごく満足している。特に昨日よりずっとジャンプが良くなっているのが嬉しい。それでも、まだサッツのタイミングが遅れてしまいがち。この弱点を改善できれば、どの試合でももっと上手くできるはずだと確信している」とユリアーネ・サイファートは説明した。
カタリーナ・アルトハウスは3位入賞を決めた後、「今日は難しい試合だったけど、私のジャンプはかなり上手くいった。それに、ルームメイトと一緒に表彰台に上がれたのがとても嬉しい。明日もフェアで良い試合になって、また良いジャンプを2本揃えられたら、と思う」と話した。
高梨沙羅は83.5mと79mのジャンプで4位についた。
5位に続いたスロベニアの18歳、ニカ・クリツナーは少しずつだが確実に世界トップに近づいてきている。
ドイツチームは、二人が表彰台入りを果たした他にも、カリーナ・フォクトが6位、ラモーナ・シュトラウプが13位に入って、今回も圧倒的な団体成績を収めた。その上、アンナ・ループレヒトも大健闘の16位に入った。怪我のため長期間欠場していたスヴェニャ・ヴュルトも19位で待望のカムバックを立派に果たした。ヴュルトにとっては、2017年12月以来のW杯ポイント獲得となった。3週間後に始まるノルディックスキー世界選手権セーフェルド大会(オーストリア)を前にして、この程世界選手権の種目として認可されたばかりの女子団体戦で、ドイツチームはダントツの優勝候補と言って良いだろう。
リレハンメル戦で優勝したロシアのリディア・ヤコブレワは、今日は7位に入って納得の出来を見せた。
オーストリア勢のトップは10位のキャラ・ホルツルだった。ダニエラ・イラシュコ=シュトルツは前日の予選で予想外の予選敗退となり、今日の競技には参戦できなかった。
W杯女子総合では、マーレン・ルンビュが888ポイントで首位、2位・3位にはドイツのカタリーナ・アルトハウス(808ポイント)とユリアーネ・サイファート(591ポイント)が続いている。高梨沙羅は今日の結果で5位から4位に順位を上げた。
W杯女子ヒンツェンバッハ大会第2戦は、2月3日(日)14:15(日本時間22:15)から開催される予定だ。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。