01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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ワールドカップ女子札幌大会の第2戦が1月13日(日)の午前中に開催され、ノルウェーのマーレン・ルンビュが優勝した。平昌五輪の金メダリスト、ルンビュは、12日(土)の第1戦では3位だったが、今日は二人のドイツ人、カタリーナ・アルトハウスとユリアーネ・サイファートを抑えて、圧勝を収めた。
青空が広がり、軽い向かい風の吹く理想的な天気の中、行なわれた札幌第2戦で、ルンビュは両ラウンドとも最高の飛翔決めた。最終的にルンビュは2位のアルトハウスに約20点もの大差をつけた。
「再び一番上に上がれることが出来て、もちろん素晴らしい気分。特に今日の2本目のジャンプは本当にうまく決まった」と、ルンビュは試合後のインタビューで喜びを伝えた。「ものすごく嬉しい。私達は来週の蔵王大会をとても楽しみにしている。私達のチームがこれほど強いのは初めて」と、ルンビュはチームメイトのアンナ=オディーヌ・ストロームが7位、シルイェ・オプセッツが19位に入った好成績を喜んだ。ルンビュにとっては、ワールドカップ(W杯)通算14勝目だった。
ドイツ女子ジャンプチームもこの冬、引き続き素晴らしい好調を見せている。カタリーナ・アルトハウスは2位入賞でW杯個人総合首位の座を守った。ユリアーネ・サイファートは3位で再度表彰台入りを果たした。
アルトハウスは、「今日は昨日よりもっと良いジャンプができた。今日も表彰台に上がれて本当に嬉しい。良い気分。ユリアーネ(サイファート)のことも嬉しい。チームメイトと一緒に表彰台に上がれるなんて素晴らしいこと。今は蔵王大会が楽しみ。特に団体戦が楽しみ」と話した。
同じくサイファートも今週末の札幌大会では大満足の成績を収めた。「一つの大会で2回も表彰台に上がれるなんて、すごいこと。特に今日はチームメイトと表彰台に上がれたから格別。今はみんなが次の試合を楽しみにしている」とはサイファートの談だ。
アルトハウスとサイファートの他にも、ドイツチームからはラモーナ・シュトラウプ(6位)、カリーナ・フォクト(11位)、そしてアンナ・ループレヒトも納得のパフォーマンスを見せた。
オーストリア女子は表彰台には届かなかったものの、エヴァ・ピンケルニッヒが4位、ダニエラ・イラシュコ=シュトルツが5位、キヤラ・ホルツルが14位に入り、優秀な団体成績となった。
それに対し、願ったような流れにならなかったのは日本チームだ。高梨沙羅が8位、伊藤有希が10位では、高い期待が持たれる日本女子にとっては残念な結果だった。
第1戦から好調だったイタリアのエレナ・ルンガルディアは、今日は9位に入った。
W杯女子個人総合成績では、カタリーナ・アルトハウス(独)が合計530ポイントで首位、2位はノルウェーのマーレン・ルンビュ(438ポイント)、3位はユリアーネ・サイファート(独、356ポイント)となっている。
W杯女子の大会は、来週末(1/17〜20)の山形・蔵王大会へと続く。蔵王では3試合が開催予定で、そのうちの1試合は団体戦が行なわれることになっている。