01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
全リザルト » |
12月2日(日)、FIS(国際スキー連盟)ワールドカップ女子リレハンメル大会(ノルウェー)の3試合目となるラージヒル戦で、カタリーナ・アルトハウス(独)が優勝した。1本目が終わった時点ではアルトハウスはまだ3位だったが、ファイナルラウンドで最長ジャンプ(139m)を決めて、首位を奪った。2位はやはりドイツのラモーナ・シュトラウプ、3位はオーストリアのダニエラ・イラシュコ=シュトルツだった。
前半が終わった時点では、ダニエラ・イラシュコ=シュトルツとエヴァ・ピンケルニッヒが1位・2位についており、オーストリア勢が勝利を掴むかのように見えていた。しかし2本目でドイツのアルトハウスとシュトラウプが格段に良いジャンプを収めて、リードしていたオーストリア勢を抑えた。
アルトハウスは、「素晴らしい大会だった。ノーマルヒル戦では自分のベストジャンプを見せることができなかったけれど、今日のラージヒル戦では全てがうまくいった。特に今日の2本目のジャンプはうまくいった。2年連続でリレハンメル・トリプルの総合優勝がかなって素晴らしい。チームと家族、そして友達に感謝の気持ちを伝えたい」と喜びを伝えた。
もちろんラモーナ・シュトラウプにとっても今日は嬉しい日になった。「今週末は浮き沈みが多かった。これほどの成績が出せるとは思っていなかったから、すごく嬉しい。来週の試合は故郷のティティゼー・ノイシュタットのジャンプ台で行なわれるから楽しみにしている」と話した。
優秀な団体成績を収めたドイツ女子
ドイツチームからは、勝者カタリーナ・アルトハウスと自己ベストを出したラモーナ・シュトラウプ以外にも、カリーナ・フォクトとユリアーネ・サイファートが7位・8位に続いて、トップ10入りを果たした。
ヘッドコーチのアンドレアス・バウアーが率いるドイツ女子チームは、ワールドカップ(W杯)リレハンメル大会の3試合からなるリレハンメル・トリプル総合で上位を独占した。カタリーナ・アルトハウス(750.4ポイント)が総合優勝、2位がユリアーネ・サイファート(729.6ポイント)、3位がラモーナ・シュトラウプ(715.1ポイント)だった。
ドイツ勢に並んで、オーストリアのイラシュコ=シュトルツとピンケルニッヒも3位と4位と続き好成績を収めた。
「この週末の間に、自分のジャンプはどんどん良くなっていったと思う。月曜のトレーニング中に転倒した影響で、ノーマルヒル戦では焦りが出てしまったのが問題だった。今日は2本の良いジャンプが収められた。2本目は難しい条件に当たってしまった」とはダニエラ・イラシュコ=シュトルツの談だ。
ロシアのアレクサンドラ・クストワとリディア・ヤコブレワも5位と6位で納得の出来を見せた。
今日の試合は、優勝常連の高梨沙羅(11位)とマーレン・ルンビュ(ノルウェー、22位)にとっては残念な展開となった。
W杯総合成績では、200ポイントのカタリーナ・アルトハウスが首位、2位がユリアーネ・サイファート(177ポイント)、3位がロシアのリディア・ヤコブレワ(172ポイント)が続いている。
次のジャンプ女子の試合は、来週末に予定されている男女合同のティティゼー・ノイシュタット大会(独)へと続くことになる。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。