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高梨沙羅、グランプリ3勝目!

作成: 17.08.2018 18:08 / sk

フレンシュタット(チェコ)で行われたグランプリ大会は優勝をかけた2選手の熱い戦いとなった。日本の高梨沙羅、そしてノルウェーのマーレン・ルンビがフレンシュタットのヒルサイズ106mのノーマルヒルで接戦を見せ、最終的に日本選手に軍配が上がった。ルンビは僅差で2位、ドイツのカタリナ・アルトハウスが3位入賞を果たした

 

1本目終了後、ルンビは高梨に8.5ポイント差で4位につけていた。しかし平昌オリンピックを制したこのノルウェー選手は2本目で101mの大ジャンプ(その日の最長不倒)を飛び、まだスタートに残っていた伊藤、アルトハウス、高梨を大いに脅かした。

伊藤とアルトハウスはルンビに全く及ばなかったが、高梨は僅差ではあるもののルンビを超えた。高梨はいいジャンプを出さなければならないプレッシャーの中、99mをとび、1.7ポイント差で優勝をものにした。油断ができない中、しっかりとこの夏の3勝目をものにした高梨は、「とても満足している。今日のジャンプは良かったと思う。明日も攻めていって、自分のベストをつくしたい。」と控えめに話した。高梨にとってこの優勝はグランプリ大会での自身22勝目となる。

 

マーレン・ルンビも、「今日の結果はよかったと思うし、満足している。明日も同じような結果が出せれば、いい週末にすることができる。」とこの23歳の選手は満足気な様子を見せた。

昨シーズン、トップ選手の仲間入りを果たしたカタリナ・アルトハウスは夏もその強さを維持していい結果を出している。「夏の間にもいいジャンプができて、表彰台に立てる十分な強さがだせてとても嬉しい。私たちはチームとしてはチャイコフスキーには遠征をしないで、その間トレーニングをすることになっている。最終戦のクリンゲンタルには出場する予定。」と試合後にアルトハウスは話した。

 

初戦のヒンターツァーテンで失格になってしまったスロベニアのスペラ・ロゲリはいいジャンプを2本揃えることに成功し、スロベニアベストとして5位でチームメイトのエマ・クリネッチをおさえ4位。アルトハウス以外のドイツチームはユリアネ・サイファールトが7位、パウリネ・ヘッスラーが10位、がトップ10入り、ラモーナ・シュトラウブが14位だった。

オーストリアはエヴァ・ピンケルニックが1本目終了後、6位につけていたものの、2本目を飛ぶ前にスーツで失格、そしてキアラ・ヘルツルは16位に終わった。

 

素晴らしいい開幕戦を飾ったのはハインツ・クッティン率いる中国チームだった。中国チームはこの夏初めて国際大会にその姿を現し、参戦した選手(チャンが15位、リー25位)二人ともファイナルに残りポイントをスコアした。

 

グランプリ総合は高梨沙羅が300点中の300点を獲得しリード、2位に172点で伊藤有希、3位に165点でスロベニアのエマ・クリネッチと続く。

 

フレンシュタット2戦目は土曜日14:00から開始予定。

 

 

公式リザルト

 

統計

最長不倒
101.0m
Lundby, Maren (NOR)
最短ジャンプ
70.0m
Opseth, Silje (NOR)
平均飛距離
84.7m
K点越えジャンプ
10.1%
ネーション数
14
トップ10のネーション数
5
トップ30のベストネーション
6
Slowenien
Takanashi, Sara
10.08.18
Courchevel
Japan
10.08.18
Takanashi, Sara (JPN) Courchevel