01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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3月24日(土)、ワールドカップ女子オーバーストドルフ大会(ドイツ)で第1戦が行なわれ、日本の高梨沙羅が100.5mと96.5mのジャンプで227.1ポイントを獲得して優勝した。2位はオーストリアのダニエラ・イラシュコ=シュトルツ(224.2ポイント)、3位はノルウェーのマーレン・ルンビュ(221.7ポイント)だった。
高梨沙羅は、今日の勝利でワールドカップ(W杯)通算54勝目を挙げ、スキージャンプの歴代最多勝利記録を樹立した。高梨にとっては、オーバーストドルフ戦で5勝目となった。
高梨は、「今日は優勝できてとても嬉しいし、W杯通算54勝目を果たせて誇らしく思う。特に2本目のジャンプでは小さなミスをしてしまったけれど、風の条件に恵まれたというのもある。今日、私達日本チームは、沢山のポイントを加算することができたから、明日ネーションズカップを獲れたら、と願っている」と話した。
2位はオーストリアのダニエラ・イラシュコ=シュトルツで、今季3度目の表彰台入りとなった。
「2位になれて、とても満足している。ここオーバーストドルフで飛ぶのがいつも好き。沢山のファンが来てくれて嬉しかった。天気は素晴らしかったけど、風の条件は少し難しかった。今シーズン最後となる明日の試合を楽しみにしている。今日の2本目はかなりうまくいったから、自分がするべき事の感触はつかめている」と、意欲を見せた。
マーレン・ルンビュは今日は3位となり、これで今シーズンの全試合で表彰台入りを達成したことになる。
ルンビュは、「もちろんもっと良い成績を収めたかった。ジャンプはうまくいったけれど、風がちょっと変わりやすかったのが原因だと思う。休暇を楽しみにしているけれど、同時に試合に参加できるのも素敵なこと」と話した。
開催国ドイツのトップはカリーナ・フォクトで、210.6ポイントを獲得して4位だった。
日本の伊藤有希が5位、スロベニア勢のトップだったエマ・クリネッチが6位に続いた。
ノルウェーのアンナ=オディーヌ・ストロームは自己最高成績となる7位についた。ドイツのカタリーナ・アルトハウスが8位、 ロシアのイリーナ・アヴァクモヴァが9位だった。
スキージャンプ女子のワールドカップ・シーズンは、3月25日(日)に行なわれるオーバーストドルフ第2戦をもって幕を閉じることになる。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。