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W杯女子オーバーストドルフ第1戦 高梨が優勝

作成: 24.03.2018 20:29 / sk

3月24日(土)、ワールドカップ女子オーバーストドルフ大会(ドイツ)で第1戦が行なわれ、日本の高梨沙羅が100.5mと96.5mのジャンプで227.1ポイントを獲得して優勝した。2位はオーストリアのダニエラ・イラシュコ=シュトルツ(224.2ポイント)、3位はノルウェーのマーレン・ルンビュ(221.7ポイント)だった。

高梨、通算54勝を達成

高梨沙羅は、今日の勝利でワールドカップ(W杯)通算54勝目を挙げ、スキージャンプの歴代最多勝利記録を樹立した。高梨にとっては、オーバーストドルフ戦で5勝目となった。

高梨は、「今日は優勝できてとても嬉しいし、W杯通算54勝目を果たせて誇らしく思う。特に2本目のジャンプでは小さなミスをしてしまったけれど、風の条件に恵まれたというのもある。今日、私達日本チームは、沢山のポイントを加算することができたから、明日ネーションズカップを獲れたら、と願っている」と話した。

Daniela Iraschko-Stolz, Sara Takanashi, Maren Lundby

 

2位はオーストリアのダニエラ・イラシュコ=シュトルツで、今季3度目の表彰台入りとなった。

「2位になれて、とても満足している。ここオーバーストドルフで飛ぶのがいつも好き。沢山のファンが来てくれて嬉しかった。天気は素晴らしかったけど、風の条件は少し難しかった。今シーズン最後となる明日の試合を楽しみにしている。今日の2本目はかなりうまくいったから、自分がするべき事の感触はつかめている」と、意欲を見せた。

 

マーレン・ルンビュは今日は3位となり、これで今シーズンの全試合で表彰台入りを達成したことになる。

ルンビュは、「もちろんもっと良い成績を収めたかった。ジャンプはうまくいったけれど、風がちょっと変わりやすかったのが原因だと思う。休暇を楽しみにしているけれど、同時に試合に参加できるのも素敵なこと」と話した。

 

トップ30に7人が入ったドイツ

開催国ドイツのトップはカリーナ・フォクトで、210.6ポイントを獲得して4位だった。

日本の伊藤有希が5位、スロベニア勢のトップだったエマ・クリネッチが6位に続いた。

ノルウェーのアンナ=オディーヌ・ストロームは自己最高成績となる7位についた。ドイツのカタリーナ・アルトハウスが8位、 ロシアのイリーナ・アヴァクモヴァが9位だった。

 

スキージャンプ女子のワールドカップ・シーズンは、3月25日(日)に行なわれるオーバーストドルフ第2戦をもって幕を閉じることになる。

 

全リザルト(PDF)

 

※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

統計

最長不倒
101.0m
Iraschko-Stolz, Daniela (AUT)
最短ジャンプ
72.5m
Hessler, Pauline (GER)
平均飛距離
85.6m
K点越えジャンプ
10.0%
ネーション数
11
トップ10のネーション数
6
トップ30のベストネーション
7
Deutschland
Takanashi, Sara
10.09.17
Chaikovsky
Japan
20.01.18
Zao