W杯男子プラニツァ個人第1戦 シュトッホが通算30勝目

作成: 23.03.2018 18:05 / sk

3月23日(金)、ワールドカップ男子シーズンファイナル・プラニツァ大会(スロベニア)の個人第1戦が行なわれ、ポーランドのカミル・シュトッホが通算30勝目を挙げた。スキーフライングの3試合が行なわれるプラニツァの初戦では、シュトッホが優勝、2位はノルウェーのヨハン=アンドレ・フォアファング、3位がオーストリアのシュテファン・クラフトだった。プラニツァ大会で得点対象となる全7本の合計点で競う「プラニツァ7(セブン)」総合では、3本目が終わった時点でフォアファングがリードしている。


プラニツァ大会の最初の試合では、カミル・シュトッホが245mと234mのジャンプで合計455.9ポイントを獲得して、ヨハン=アンドレ・フォアファング(452.2ポイント)とシュテファン・クラフト(443.0ポイント)を抑え優勝した。
既に今季のワールドカップ(W杯)総合優勝を決めているシュトッホにとっては、今シーズン8勝目となった。30歳のシュトッホは、2011年にもプラニツァで優勝した。

 

シュトッホは、「今日は僕にとって、そして9位という好成績を収めたチームメイトのダヴィド(クバツキー)にとっても、素晴らしい日になった。このフライングヒルが好きだし、ここはいつ来ても素晴らしい。この地でプレッシャー無しに飛べるのは、僕にとって理想的。僕は笑ってここに来て、ただただ良いジャンプができるように、そして可能な限り飛距離を伸ばせるように心がけるだけで良かった」、と説明した。
シュトッホはこの冬、ほとんど全部のタイトルを手にした。唯一、1月にドイツ・オーバーストドルフで行なわれたスキーフライング世界選手権だけは、シュトッホを抑えてノルウェーのダニエル=アンドレ・タンデが金メダルを獲った。

 

今日の2位には、前日の予選で1位になったノルウェーのヨハン=アンドレ・フォアファングが入った。
フォアファングは、「このフライングヒルは僕のお気に入りの一つ。僕はここで最も多くの表彰台入りを果たしている。今の自分のジャンプはうまくいっているけれど、カミル(シュトッホ)は本当に信じられないぐらい好調だから、彼に勝つのは至難の業。まだ4本のジャンプが残されているから、プラニツァ7総合成績のことをあれこれ言うには早すぎると思う。引き続き高いレベルで闘っていきたい。結果がどうなるかはその時にならないと分からない」と話した。
フォアファングは現在、プラニツァ7総合得点で、2位のシュトッホに23.6点リードして首位につけている。


3位の座はオーストリアのシュテファン・クラフトが手にした。
クラフトは、「プラニツァの最初の試合にとても満足している。とにかくものすごく楽しくて、このフライングヒルは世界一だと思う。平昌五輪は僕にとってがっかりの結果だったから、シーズン終盤に向けて、とにかく良い成績を出したいと心に誓っていた。そしてそれが叶えられた。シーズン最後の数日は、いつも大変だけど、それでも僕達はエンジョイしている」と話した。ザルツブルク出身のクラフトにとっては、今日の成績で今冬7度目の表彰台入りとなった。3位になったのは今シーズン5度目だ。

 

ロバート・ヨハンソン(ノルウェー)は、ヴィケルスン戦でW杯初優勝を果たしたが、28歳の誕生日を祝った今日は4位だった。スキーフライングを得意とするノルウェーからは5位にもアンダース・ファンネメルが続き、アンドレアス・スティエルネンは8位だった。木曜の予選でダニエル=アンドレ・タンデは敗退したものの、ノルウェーチームは好成績を収めた。


日本の小林兄弟は、またも好パフォーマンスを見せた。兄の潤志郎が7位、弟の陵侑は13位だった。それに加え葛西紀明も11位に入って、日本チームはトップ成績を収めた。

 

スロベニアのベテラン、ロバート・クラニエツが10位、チームメイトのユーリ・テペシュも12位で、かなりの好成績となった。

 

ドイツ勢のトップは6位のリヒャルト・フライターク、マルクス・アイゼンビッヒラーは14位、シュテファン・ライエが20位、アンドレアス・ヴァンクが23位、ピウス・パシュケは26位だった。カール・ガイガーは前日の予選では風邪で体調が悪く、予選敗退となっていた。

 

スロベニアのアンツェ・セメニツは、試合後の検査でスーツが規定外とされ失格となった。


「プラニツァ7」では、3本が終わった現時点でヨハン=アンドレ・フォアファングが695.6ポイントで首位、カミル・シュトッホ(672ポイント)が2位、ロバート・ヨハンソン(653.9ポイント)が3位となっている。
リヒャルト・フライターク(独)が652.2ポイントで4位、シュテファン・クラフト(オーストリア)が646.3ポイントで5位に続いている。

 

今週末の2試合目となるプラニツァ大会団体戦は、早くも3月24日(土)10:00(日本時間18:00)から開催される予定となっている。

 

全リザルト(PDF)

プラニツァ7(PDF)

団体戦:スタートリスト(PDF)

 

※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

統計

最長不倒
245.0m
Stoch, Kamil (POL)
Johansson, Robert (NOR)
最短ジャンプ
176.5m
Damjan, Jernej (SLO)
平均飛距離
214.6m
K点越えジャンプ
88.4%
ネーション数
11
トップ10のネーション数
6
トップ30のベストネーション
7
Slowenien
Stoch, Kamil
15.03.18
Trondheim
Polen
15.03.18
Stoch, Kamil (POL) Trondheim