01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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1月26日(金)ワールドカップ男子ザコパネ大会(ポーランド)で、日曜に開催される個人戦の予選が行なわれ、カミル・シュトッホ(ポーランド)が1位になり、理想的な形でホームでの大会をスタートさせた。ジャンプ週間覇者のシュトッホは137mのジャンプで160.4ポイントを獲得し、好調なドイツの2人、マルクス・アイゼンビッヒラー(136.5m、150.3ポイント)とリヒャルト・フライターク(131m、149ポイント)を2位・3位に抑えた。
これでシュトッホは、日曜の個人戦でも優勝を最有力視されて参戦することになる。
予選ですでに1万5千人もの観客が集まり、ザコパネ特有の観戦ムードが高まる中、4位にもポーランドのダヴィド・クバツキーがついた。
5位に入ったのは全くノーマークだったノルウェーのマリウス・リンドヴィークだった。リンドヴィークは今日の公式トレーニングと予選の成績で、土曜の団体戦に選抜された。土曜の団体戦で19歳のリンドヴィークが同じような成績を出したら、ヘッドコーチのアレクサンダー・シュトックルは苦慮を強いられるかも知れない。結果如何によっては、いきなりリンドヴィークが平昌五輪のノルウェー代表に選ばれる可能性が出てくるからだ。それは同時に、既に五輪出場を確信していたノルウェーチームの選手にとっては、とてつもなく苦い薬になるはずだ。
スロベニアのペーター・プレウツは6位で、どんどん復調の傾向を見せている。143.6ポイントのプレウツは、2位に7点以下の差しかなく、上位を狙える可能性は充分だ。
7位に小林陵侑(小林潤志郎の弟)、8位・9位にはノルウェーのヨハン=アンドレ・フォアファング、アンドレアス・スティエルネンが続いた。
日本チームの伊東大貴は怪我で欠場していたが、今大会から復帰し、28位に入った。伊東は、開幕戦のヴィスワ大会(ポーランド)で転倒し肩に負傷していた。
カムバックを果たした伊東大貴は、「まだ100%大丈夫とは言えないけれど、飛べるし闘っていく」と、話した。
土曜の団体戦でドイツからは、好調マルクス・アイゼンビッヒラー、シュテファン・ライエ、リヒャルト・フライタークが参戦する。アンドレアス・ヴェリンガーはヒルサイズ140mのザコパネのジャンプ台では38位と伸びなかったが、ドイツチーム3番手として団体戦に出場することになった。経験を積んでいるヴェリンガーなら、出だしが不調でも、やるべき課題をうまくこなしてくれるはずだ。
ポーランドチームは、ダヴィド・クバツキー、カミル・シュトッホ、シュテファン・フーラ、そしてピオトル・ジーラを抑えて選抜されたマチェイ・コットの4人で参戦する。
チケットが完売となったワールドカップ男子ザコパネ大会団体戦は、1月27日(土)16:00(日本時間 翌0:00)から開催される予定だ。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。