01 | Hoerl, J. | 285.3 | ||
02 | Paschke, P. | 277.8 | ||
03 | Tschofenig, D. | 273.8 | ||
04 | Kraft, S. | 273.1 | ||
05 | Deschwanden, G. | 259.7 | ||
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ノルウェーのマーレン・ルンビュが引き続きダントツでジャンプ女子のトップだ。1月21日(日)、ワールドカップ女子蔵王大会(山形)で個人戦の2試合目が行なわれ、ルンビュが優勝して、この日本ツアーで4連勝目を飾った。ルンビュは97mと今日最長の101mのジャンプを決めて、合計245.9ポイントを獲得した。2位と3位には、開催国日本の伊藤有希と高梨沙羅が続いた。
まず予選が強風のため中止となり、本戦でも難しい天候条件となった。
その試合後に、マーレン・ルンビュは、「今日は簡単ではなかった。1本目のジャンプで私はほとんど転倒しそうだった。この日本シリーズで好成績を収められてとても嬉しい。信じられないぐらい!」と喜びを伝えた。
伊藤有希は、90.5mと91.5mのジャンプで計215.7ポイントをマークして、個人戦で今シーズン初の表彰台入りを果たした。
伊藤は、「私のジャンプは本当に良いとはまだ言えないが、どんどん良くなっている。この結果を出せて嬉しいけれど、まだまだ取り組むべき課題が沢山ある」と、語った。
高梨沙羅は89mと91mのジャンプで、伊藤にわずか0.3点足らず3位となった。
高梨は、「私にとって良い成績となったけれど、ジャンプはまだ良くない。技術改善につとめている。平昌(韓国)の冬季オリンピックに間に合うよう、前進していけるようにしたい」と、話した。
スロベニアのニカ・クリツナーは214.6ポイントで4位に入り、自己最高成績となったが、わずか0.8点差で表彰台は逃した。
金曜の初戦と土曜の団体戦でそれぞれ3位に入ったイリーナ・アヴァクモヴァ(露)は、今日は208.7ポイントで5位となり、好成績の蔵王大会を締めくくった。
6位は勢籐優花だった。ドイツのユリアーネ・サイファートは7位に入り、今シーズンの自己ベストを収めた。
その後に、エマ・クリネッチ(スロベニア)が8位、ロマーナ・シュトラウプ(独)が9位に続いた。
10位に岩渕香里も入り、日本勢は素晴らしい団体成績を飾った。
ダニエラ・ハラランビー(ルーマニア)は11位でワールドカップ(W杯)自己最高成績を出した。
中国のチャン・シニュエは6位、ノルウェーの若手、アンナ=オディーヌ・ストロームとシルイェ・オプセッツが19位と20位に続いた。
エレナ・ルンガルディアが24位でイタリア勢のトップ、フィンランドのユリア・キッカネンは26位に入った。
ドイツのウルリケ・グレッスラーは30位で、2年前の大転倒以来、初めてW杯ポイント獲得を果たした。
W杯女子個人総合得点では、マーレン・ルンビュが計760ポイントで首位についている。
蔵王大会を欠場したカタリーナ・アルトハウスが500ポイントで2位、高梨沙羅が470ポイントで3位となっている。
W杯ジャンプ女子の次の舞台は、来週末のスロベニア・リュブノ大会へと移される。