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W杯ルカ大会:注目データ

作成: 22.11.2017 15:21 / sk

 

ワールドカップ男子ルカ大会(フィンランド)の注目データを以下にまとめた:

◇団体戦


ルカで5年ぶりの団体戦
• ルカで団体戦が行なわれるのは7回目で、今回は2012/13以来の開催となる。当時、ドイツが優勝、2位がオーストリア、3位はスロベニアだった。

• ルカで行なわれた6回の団体戦のうち、オーストリアが3勝している(2009年、2010年、2011年)。そしてその他の3試合で2位になった(2007年はノルウェーが優勝、2008年はフィンランド、2012年はドイツが優勝し、それぞれ2位にオーストリアが続いた)。

• オーストリアがルカでの団体戦より多くの勝ち星を挙げているのは、ラハティ(7勝)、ヴィリンゲン(4勝)、そしてプラニツァ(4勝)だけだ。

• フィンランドにおける団体戦で通算10勝というオーストリアの記録は、一つの開催国における最多勝数となっている。

• ドイツとフィンランドは、ルカの団体戦でそれぞれ3回表彰台に上がっている


連勝を伸ばしたいノルウェー
• ノルウェーは、先週末に行なわれたワールドカップ(W杯)シーズン開幕戦となったヴィスワ戦(ポーランド)も含め、最近行なわれたW杯団体戦で3連勝している。

• 今回また、ノルウェーが優勝することができれば、初めてW杯団体戦で4連勝を飾ることになる。

• W杯団体戦で、4連勝以上を祝ったことがある唯一の国はオーストリアだ。オーストリアは2010年11月から2011年11月までの間に6連勝した。この連勝の最初と最後の勝利はルカ戦で収めた。

• ノルウェーは2003/04と2007/08シーズンの最初の団体戦2試合で優勝した。

• W杯団体戦でノルウェー(19勝)より更に多くの勝利を挙げているのはオーストリア(28勝)だけである。

• ノルウェーは、最近フィンランドで行なわれた団体戦2試合で優勝した(2014/15のラハティ戦、2015/16のクオピオ戦)。


表彰台に上がるだけでなく優勝したいオーストリア
• 2014/15W杯シーズン序盤以来、団体戦全18試合のうち、オーストリアは11回表彰台に上がっているが、優勝できたのは1回(2017年3月11日のオスロ・ラージヒル戦)だけである。

• 2014/15以降、ノルウェー(7勝)、ドイツ(5勝)、スロベニア(3勝)、ポーランド(2勝)がオーストリア(1勝)より多く勝ち星を挙げている。

• オーストリアはW杯団体戦で通算28勝、表彰台は69回達成しており、その数はどこの国よりも多い。


他の優勝候補
• ポーランドは、最近行なわれたW杯団体戦7試合の全てで表彰台に上がっている。今冬のW杯シーズン開幕となった先週末のヴィスワ大会団体戦では2位だった。

• ルカで開催された団体戦でのポーランドチームの最高成績は、2009年と2010年の5位となっている。

• ここ最近のW杯団体戦11試合のうち、ドイツは1勝を挙げた(2017年1月のザコパネ戦)。それ以前には、ドイツは7試合中4勝を達成していた。

• 日本チームが最近でW杯団体戦の表彰台に上がったのは、2016年2月22日のクオピオ戦だった。

• ここ最近の団体戦のうち、開催国が優勝したのは1回だけだ。2017年3月18日にノルウェーチームがヴィケルスン戦で優勝した。

• フィンランドが最後に団体戦で表彰台に上がったのは、2010年1月30日のオーバーストドルフ戦で3位になった時だ。


◇個人戦


ルカで再びW杯開催
• ルカでワールドカップの試合が主催されるのは16回目である。ここ最近の16シーズンのうち15回目となる。2015/16シーズンだけは、2015年11月に予定されていた試合が中止を余儀なくされてルカで試合は行なわれなかった。

• 昨シーズン、11月25日の試合ではドーメン・プレウツ(スロベニア)が、11月26日はセヴェリン・フロインド(独)が優勝した。

• フィンランドのジャンパーがルカ戦で自国のファンを前にして優勝したのは、2006/07のアルットゥ・ラッピが最後である。

• シモン・アマン(スイス)はルカ戦でW杯3勝を挙げており、一番多くの勝数を収めているジャンパーである。ルカでアマンが最近優勝したのは2014年11月19日で、当時42歳の葛西紀明と同点で一緒に勝利を祝った。

• 葛西はその時の、42歳176日での優勝でW杯最年長優勝記録を現在も保持している。

• アマンはルカ戦で6回表彰台に上がっており、同数のヤンネ・アホネン(フィンランド)と共に最多記録を保持している。


小林潤志郎はまたも驚かしてくれるか
• 先週末に行なわれたヴィスワでのシーズン開幕戦で、日本の小林潤志郎が優勝して驚かせてくれた。彼にとっては初のW杯優勝だった。それまでの小林の最高記録は2015年3月トロンハイム戦での13位という成績だった。

• 2014/15のルカ戦で葛西紀明が優勝して以来、日本人として初めてのW杯優勝を今回小林が達成した。

• 最近で日本人選手がW杯で連勝することができたのは、伊東大貴が2012年3月に2勝した時だ。当時伊東はラハティのノーマルヒル戦とトロンハイムのラージヒル戦で優勝した。

• 伊東は、日本人の中で今のところ最後にラージヒル戦での2連勝を果たしている選手でもある。伊東は2012年1月の札幌大会で2試合とも優勝した。

• 最後に日本人ジャンパーが複数大会にまたがってラージヒル戦での連勝を果たしたのは、1997/98の船木和喜だった。船木はオーバーストドルフ、ガルミッシュ=パルテンキルヒェン、そしてインスブルック戦で優勝してジャンプ週間の総合優勝を決めた。日本人でジャンプ週間の総合優勝を果たしのは、未だに船木ただ一人である。

• 最近でシーズン開幕戦から個人戦2連勝を飾ったのは、2011/12のアンドレアス・コフラー(オーストリア)だった。


ルカ戦で初めての表彰台を狙うクラフト
• シュテファン・クラフト(オーストリア)にとって今シーズンは、ヴィスワ戦で3位のスタートとなった。1位は小林潤志郎(日本)、2位はカミル・シュトッホ(ポーランド)だった。

• クラフトは、これまでにルカでの個人戦で表彰台に上がったことはまだない。クラフトが収めたルカ戦の最高成績は、昨シーズンの4位である

• クラフトが今回ルカで上位3位までに入れれば、W杯個人戦で表彰台に上がる22箇所目の場所となる。

• クラフトがこれまでに、フィンランドでW杯優勝を祝ったのは1回だけだ(2015年3月8日のラハティ戦)。

• 最後にルカ戦で優勝したオーストリア人選手は、2013年11月のグレゴア・シュリレンツァウアーである。

• クラフトは最近参加したW杯13試合のうち12試合で表彰台に上がっている。唯一の例外は2017年3月19日のヴィケルスン・スキーフライング戦で、その時クラフトは5位だった。


その他の優勝候補者
• カミル・シュトッホ(ポーランド)はヴィスワでのシーズン開幕戦で2位だった。シュトッホが最近で2試合連続表彰台入りを果たしたは、2017年2月だった(札幌で優勝、平昌では3位)。

• シュトッホはこれまでにフィンランドでW杯3勝を挙げているが、ルカで優勝したことはまだない。シュトッホのルカ戦での最高成績は2011年11月の4位となっている。

• これまでにルカの個人戦でポーランドのスキージャンパーが優勝したことは皆無である。

• シュトッホとペーター・プレウツ(スロベニア)はこれまでにW杯通算22勝を挙げている。そのすぐ上には23勝のシモン・アマン(スイス)とトーマス・モルゲンシュテルン(オーストリア)が通算勝数8位についている。

• ダニエル=アンドレ・タンデ(ノルウェー)は、2017年に入って既にW杯2勝を挙げている(ガルミッシュ=パルテンキルヒェンとインスブルック戦)。タンデがもう1勝すれば、2007年のアンダース・ヤコブセン以来、同年内にW杯3勝を挙げる初めてのノルウェー人選手となる。

• リヒャルト・フライターク(独)が最近W杯で優勝したのは、2015年1月4日のインスブルック戦である。

• ダニエル・フーバー(オーストリア)とシュテファン・フーラ(ポーランド)はW杯で初の表彰台入りを達成できるかもしれない。二人の自己最高成績はそれぞれ6位である。フーバーはこれを先週末に、そしてフーラは2016年2月のクオピオ戦で達成した。

• フーラは現在31歳で、30歳以上になって初めてW杯表彰台入りを果たす二人目のジャンパーとなれるかもしれない。これまでにそれを果たしのは、2013年1月の札幌戦で32歳356日の時に優勝したヤーン・マトゥラ(チェコ)だ。

 

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