01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
全リザルト » |
フィンランドのラハティで行なわれているFIS(国際スキー連盟)世界選手権で、3月1日(水)にスキージャンプ・ラージヒル個人戦の予選が行なわれ、開催国フィンランドのアンティ・アールトが予想外にも1位になった。
水曜の晩に行なわれた予選で21歳のアールトが、ダントツで最長の128.5mまで伸ばし、123.4ポイントを獲得して1位になった。ノルウェーのアンダース・スティエルネンが125m、121.8ポイントで2位だった。
日本の伊東大貴が、121.5mのジャンプで116.3ポイントをマークし3位に入った。
ジュニア世界選手権で新王者になったチェコのヴィクトル・ポラセクが119.5mで、納得の4位についた。
スイスのシモン・アマンも大健闘の5位入賞で、かなり満足のいく結果を出した。オリンピック金メダル4冠のアマンは、124.5mまで飛距離を伸ばしたが、飛型で減点となりトップ3入りは果たせなかった。
絶好調のフィンランド勢
フィンランドからは他にヤルコ・メエッテーとヴィレ・ラリントが6位と7位に続き、開催国としては大成功の一日となった。ヤンネ・アホネンも16位で問題なく予選を通過したため、フィンランドからはチームの全4人が明日(3月2日)の試合に参戦できることになった。
トーマス・ヴァンキュラも8位で、チェコの若手がもう一人トップ10入りを遂げた。
葛西紀明とダヴィド・クバツキー(ポーランド)が同点で9位に入り、トップ10を締めくくった。
上々のスイスとアメリカ
今回の予選では、スイスとアメリカもそれぞれチームの4人全員が、2日(木)の晩に行なわれる本戦に進出を決めることができ、上々の結果となった。
スイスチームの中では、シモン・アマンの他に、特にキリアン・パイアーが13位で納得の出来を見せた。アメリカ勢のトップは14位のマイケル・グレスダーだった。
エストニアのカレル・ヌルムサルとマルティ・ノッメも予選を通過した。それに対して、チェコのロマン・コウデルカは98.5m(42位)で予選敗退となった。
予選免除の選手の中では、ペーター・プレウツ(スロベニア)が127.5mでトップだった。プレウツは、既にトライアルラウンドで最長の125.5mを出しており、メダル獲得への期待が高まる。プレウツの他に予選免除組の中で120m超えのジャンプを見せたのは、共に121.5mを飛んだマヌエル・フェットナー(オーストリア)とピオトル・ジーラ(ポーランド)の二人だけだった。
世界選手権男子ラージヒルの本戦は、3月2日(木)17:30(日本時間 翌1:30)から開催される予定だ。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。