01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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現在フィンランドのラハティで開催中のノルディックスキー世界選手権では、ノーマルヒルヒルでの熱戦は既に過去のものとなり、ジャンパー達は今度はHS130のラージヒルで飛ぶことになる。
この印象的なジャンプ施設で、2月27日(月)の午前に最初の公式トレーニングが行なわれた。そこで早速カミル・シュトッホが、メダルに近いことを証明した。ポーランドチームは前日(26日)の混合団体戦には参加しなかったため、1日の休養日を挟んで公式練習に臨み、ワールドカップ総合首位のシュトッホはすぐさま1回目のジャンプで、今日の最長飛距離である131.5mを出した。
スロベニアのペータ・プレウツは127.5mの納得のジャンプを見せ、シュトッホのチームメイト、マチェイ・コットが123.5mで3位についた。他に1回目で上位につけたのは、マヌエル・フェットナー(オーストリア、122m)とロマン・コウデルカ(チェコ、124.5m)が4位、ノルウェーのロバート・ヨハンソンは125mで6位だった。
2回でもやはりカミル・ショトッホが126mで最高のジャンプを決めた。この回で一番シュトッホに迫ることができたのは、ノルウェーの二人、アンダース・スティエルネン(124m)とロバート・ヨハンソン(125.5m)だった。ポーランドのマチェイ・コットとダヴィド・クバツキーも124mのジャンプで好調だった。ノルウェーのアンダース・ファンネメルは、カミル・シュトッホより半メートル飛距離を伸ばしたが、ファンネメルはシュトッホより助走ゲートを一つ上げてのジャンプだった。
ドイツのシュテファン・ライエは、1・2回目のジャンプでは、それぞれ13位、17位だったが、3回目に急上昇を見せて、その回最長の129.5mのジャンプを決めた。ノルウェーのダニエル=アンドレ・タンデも最後の回で、明確に良くなって128.5mまで伸ばした。カミル・シュトッホは124.5mで、3回目は3位だった。今日の練習を締めくくる大ジャンプを最後に見せたのは、オーストリアのマヌエル・フェットナー(126m)とノルウェーのヨハン=アンドレ・フォアファング(128m)だった。
ドーメン・プレウツ(スロベニア)は、ノーマルヒルに引き続き、ここでも苦戦しているようだ。今回の練習3ラウンドで、35位、40位、23位だった。ドーメンの今日の最長ジャンプは3回目に飛んだ116mだった。スロベニアチームは、ラージヒル戦限定でラハティ大会に参戦するユーリ・テペシュの活躍に期待が持てるだろう。テペシュは12位、18位、11位で、3回目では125mまで伸ばし、世界選手権での仕事を上々な形でスタートさせた。
世界選手権ノーマルヒル戦のメダリストとなったシュテファン・クラフト(オーストリア)、アンドレアス・ヴェリンガー、マルクス・アイゼンビッヒラー(共に独)は、他の数人の選手と同様、ラージヒル公式練習初日には参加しなかった。