01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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1月29日(日)に行われたFISワールドカップ(国際スキー連盟W杯)女子ルシュノフ大会(ルーマニア)の第2戦で、高梨沙羅が優勝した。高梨は96mと97.5mのジャンプで247.3ポイントとなり、W杯通算50勝目を飾った。
「やっと50勝を達成できた」
試合後に高梨は、「やっと50勝目を挙げることができてとても嬉しい。日本大会で達成したいと強く願っていたけれど、自分にとってはルシュノフも特別な場所。ここのヒルレコードを保持しているし、ルシュノフの人たちにはすごく支えてもらっているから」と話した。
ルンドビー、大成功の大会に
マーレン・ルンドビー(ノルウェー)は95.5mを出した1本目では首位についていたが、2本目は93mで合計241.9ポイントとなり、最終的に2位だった。ルンドビーは前日のルシュノフ第1戦で優勝、そして今日の第2戦で2位に入り、自己最高成績の週末となった。
ルンドビーは、「今週末の大会はとても満足いくものになり、成績も素晴らしかった。ものすごい週末になった。天候条件はほとんど理想的と言っても良くて、沢山の観客のおかげで雰囲気も最高だった」と話した。
表彰台に戻ってきたイラシュコ=シュトルツ
ダニエラ・イラシュコ=シュトルツ(オーストリア)は、93mと94m、計235.4ポイントで3位に入り、今季3度目の表彰台を挙げた。
イラシュコ=シュトルツは、「表彰台に立つのは良い気分。ここ数週間、沙羅、有季、マーレンの3人は本当に強くて、難しかった。膝に少し問題を抱えているけれど、それにはもう慣れている。この会場の雰囲気は素晴らしかった。W杯で一番好きな場所かもしれない」と話した。
ドイツ勢、表彰台に肉薄
5試合連続で表彰台入りを果たしていた伊藤有希だが、今日は4位だった。伊藤は90mと90.5mで224.1ポイントを獲得し、5位のカタリーナ・アルトハウス(独)に1点差まで迫られていた。6位は同じくドイツのカリーナ・フォクト(218.4ポイント)だった。
前日(28日)の第1戦では期待はずれの18位に終わったイリーナ・アヴァクモヴァ(露)だが、今回は7位でトップ10に戻ってきた。スヴェニャ・ヴュルト(独)が8位、勢籐優花が9位、サラ・ヘンドリクソン(米)がトップ10を締めくくった。
その僅差でオーストリアの二人、ジャックリーン・ザイフリーツベルガーとキャラ・ホルツルが11位と12位に続いた。第1戦で11位だったニタ・イングルンド(米)は今回は13位だった。
苦戦のスロベニア勢
スロベニアのマヤ・ヴティッチとスペラ・ロゲリは14位と15位だった。エレナ・ルンガルディアは16位でイタリア勢のトップだった。フランスのルシル・モラとレア・ルマーレは21位と22位に入った。ユリア・キッカネン(フィンランド)が23位、開催国ルーマニアのダニエラ・ハラランビーが24位、25位にテイラー・ヘンリッチ(カナダ)が続いた。
W杯女子個人総合成績では、高梨沙羅が995ポイントでリード、2位が伊藤有希(842ポイント)、3位がマーレン・ルンドビー(697ポイント)となっている。
W杯女子の次の大会は、来週末(2月3〜5日)オーストリアのヒンツェンバッハで開催される。
※注)大会日程は現地時間です。