01 | Deutschland | 1097.4 | ||
02 | Norwegen | 1075.1 | ||
03 | Österreich | 1065.9 | ||
04 | Slowenien | 1034.8 | ||
05 | Japan | 875.1 | ||
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1月21日(土)の夜、ワールドカップ男子ザコパネ大会(ポーランド)で団体戦が行われ、ドイツが優勝した。ヴェルナー・シュスターが率いるドイツチームはマルクス・アイゼンビッヒラー、シュテファン・ライエ、アンドレアス・ヴェリンガー、リヒャルト・フライタークの編成で、4万人以上の観客を前に激戦に臨み、ポーランドを2位、スロベニアを3位に抑えた。
ドイツチームにとって、ワールドカップ(W杯)史上、団体戦通算11勝目となった。ヘッドコーチのヴィルナー・シュスターは、「選手たちの頑張りが報われた。大いなる観衆を前に素晴らしい成功を収められた」と喜んだ。
全8本のジャンプの後、最終的にドイツチームは合計1,116.3ポイントを獲得し、2位のポーランドに5.1点差だった。ポーランドは、ピオトル・ジーラ、マチェイ・コット、ダヴィド・クバツキー、カミル・シュトッホの4人が参戦した。ポーランドにわずか8.5点差で3位となったスロベニアは、ユーリ・テペシュ、イェルネイ・ダムヤン、ペーター・プレウツ、ドーメン・プレウツというチーム編成だった。
マルクス・アイゼンビッヒラー(独)は、「今日の試合は僕達にとって本当にうまくいった。個人的にはとても難しかった。昨日のトレーニングでは上手くいかなくて、自分のジャンプは良くなかった。スタートの時点で少し緊張してしまって、今日のジャンプはうまくいったとは言いがたい。でも少なくとも安定はしていた。他の選手が今日は素晴らしいジャンプを見せてくれた。ポーランドとスロベニアは強かった。セヴェリン(フロインド)がいなくても団体戦で勝てることができて、本当に嬉しい」と、試合後に話した。
ピオトル・ジーラは、2位になったポーランドチームを振り返り、「今日は良いジャンプが決められた。多分今シーズンで最高のジャンプだったと思う。チームの他の選手も今日は強かった。ここザコパネの雰囲気はいつも本当に特別で、故郷でジャンプできるのは格別。(ワールドカップ総合首位の)黄色いリーダーゼッケンについては特に考えていない。自分のジャンプに集中しただけで、順位を気にしていたわけじゃない」と話した。
3位になったスロベニアチームについてイェルネイ・ダムヤンは、以下のようにコメントした。「この成績を出せてとても嬉しい。ユーリ・テペシュは2本目でミスしたけれど、今日は高熱を押しての参戦だったし、良くやったと思う。スロベニアチームが再び強くなったのを目にして嬉しいし、誇りに思っている。ここザコパネは全てにおいて本当に特別。この場所で飛ばせてもらうのがどれだけ素晴らしいことかというのを言葉で説明するのは難しい」と、ダムヤンは4万人を超える観客の熱気に感動した様子で語った。
スロベニアチームで特に目を引いたのは、前大会の欠場から今日の素晴らしい2本のジャンプで鮮やかに復帰したペーター・プレウツだった。ペーター・プレウツも22日(日)に行われる個人戦で優勝候補の一人と目されている。
4位になったオーストリアと5位のノルウェーもかなり高いレベルでの戦いだった。両チームとも長い間表彰台入りを競っていたが、最終的に敗北を喫することになった。両チームで一番活躍したのは、ミヒャエル・ハイボック(オーストリア)とダニエル=アンドレ・タンデ(ノルウェー)だった。この二人は日曜の個人戦でも上位に入ってくることが予想されている。
チェコチームが6位、ロシアが7位、日本が8位だった。フィンランド、アメリカ、そしてカザフスタンはファーストラウンドで敗退した。
ワールドカップ国別総合成績では、2,747ポイントでポーランドチームが引き続き首位についている。2位がオーストリア(2,479ポイント)、3位がドイツ(2,429ポイント)となっている。
ワールドカップ男子ザコパネ大会の個人戦は、1月22日(日)16:00(日本時間 翌0:00)から開催される予定だ。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。