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W杯女子蔵王大会第2戦 伊藤有季が優勝、高梨2位

作成: 21.01.2017 11:32 / sk

1月21日(土)に行われたFIS(国際スキー連盟)ワールドカップ女子蔵王大会の第2戦も日本の伊藤有希が優勝した。自国の観客を前に伊藤は100mと94.5mのジャンプで227.0ポイントを獲得した。2位は高梨沙羅、3位はマーレン・ルンドビー(ノルウェー)だった。

伊藤、支援に感謝
伊藤有季は試合後のインタビューで、「もう一度勝つことができて、とても嬉しい。素晴らしいお客さんが集まってくれて、その応援にたくさん力を与えてもらった」と話した。
高梨沙羅は、ここ2試合では表彰台入りを逃していたが、5千人以上の観客が訪れた今日の試合で表彰台にカムバックを果たした。高梨は99.5mと94.5mで計226.2ポイントとなり、3位のマーレン・ルンドビーに5.1点差だった。

 


苦戦した高梨
高梨は、「この大会は私にとって難しいものだった。ここの所それほど簡単にいかない。今日表彰台に上がることができて嬉しい。次の週末も良くできるように頑張りたい」と語った。

 

マーレン・ルンドビーも100mと92mのジャンプを決めて、自分の好成績を喜んだ。「昨日の2本目を飛んだ後、かなりがっかりしてしまった。でも今日は良いジャンプを二つ揃えられて嬉しい」と話した。

 


引き続き好調のマルシーナ
イタリアのマヌエラ・マルシーナは昨日行われた第1戦で初表彰台入りを果たしたが、今日は計219.4ポイントで、2度目の表彰台入りを1.7点差で逃した。マルシーナは97mと96mで4位になった。

カタリーナ・アルトハウスは213.3ポイントで5位に入り、ドイツ勢のトップだった。スロベニアのエマ・クリネッチ(211.7ポイント)が6位に続いた。アルトハウスのチームメイト、カリーナ・フォクトが7位、ロシアのイリーナ・アヴァクモヴァが8位だった。

 

ほとんどスキージャンプ日和とも言える天候条件の下、岩渕香里も今季自己ベストの9位に入り、トップ10に3人目の日本人となった。

 

スロベニアのマヤ・ヴティッチが10位、オーストリアのジャックリーン・ザイフリーツベルガーが11位だった。

 


アメリカ、3選手がW杯ポイント獲得

アメリカのニタ・イングルンド、サラ・ヘンドリクソン、エビー・リングクイストの3人は、それぞれ14位、16位、22位に入った。
レア・ルマーレとルシル・モラが25位と28位でフランスにワールドカップポイントを加算した。


W杯個人総合成績では、高梨沙羅が815ポイントでリードしている。2位は伊藤有希(732ポイント)、3位はマーレン・ルンドビー(ノルウェー、517ポイント)となっている。

 

来週末(1月27〜29日)、ワールドカップ女子はルーマニアのルシュノフへと舞台を移す。

 

全リザルト:W杯女子蔵王大会1月21日

 

 

※注)競技日程は現地時間です。

 

統計

最長不倒
101.5m
Vogt, Carina (GER)
最短ジャンプ
66.5m
Geraghty-Moats, Tara (USA)
平均飛距離
85.5m
K点越えジャンプ
15.5%
ネーション数
12
トップ10のネーション数
6
トップ30のベストネーション
6
Slowenien
Japan
Ito, Yuki
20.01.17
Zao
Japan
20.01.17
Ito, Yuki (JPN) Zao