01 | Deutschland | 1097.4 | ||
02 | Norwegen | 1075.1 | ||
03 | Österreich | 1065.9 | ||
04 | Slowenien | 1034.8 | ||
05 | Japan | 875.1 | ||
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マーレン・ルンドビー(ノルウェー)が、1月15日(日)に行われたFISワールドカップ・スキージャンプ女子札幌大会第2戦で優勝した。2位は伊藤有希、3位はカタリーナ・アルトハウス(独)だった。ルンドビーは1本目で既に97mのジャンプを決め首位についていた。
ルンドビー、新ヒルレコード
更に第2ラウンドでは、ルンドビーは100mのジャンプでヒルレコードを更新し、合計248.5ポイントで勝利を決めた。ルンドビーは、「とても嬉しい。この大会は私にとって素晴らしいものになった。今日は自分の最高のジャンプを見せることができたし、これから続く試合でも自信を持って臨む」と試合後のインタビューに答えた。
時として強くなる降雪の中(特にファーストラウンドでは降雪がひどくなった)、前日(1月14日)の第1戦で優勝した伊藤有希が、第2戦では2位で、またも表彰台入りを果たした。伊藤は97mと96.5mのジャンプで236.3ポイントを獲得し、宮の森ジャンプ台に集まった沢山の観客を喜ばせた。
満足し切れぬ伊藤
それでも伊藤は完全には満足していないようだ。「2回ともサッツのタイミングが少し遅れてしまった。それがなければもっと良いジャンプを揃えられたかもしれない。今度は、次の蔵王大会で自分の出来る限りの成果を見せたい」と話した。
アルトハウス、初表彰台
ドイツのカタリーナ・アルトハウスは3位に入賞し、ワールドカップ(W杯)で初めての表彰台入りを果たした。アルトハウスは94.5mと93.5mのジャンプで231.4ポイントを獲得した。アルトハウスは、「これまで何度か表彰台にかなり近づいたことがあったから、やっと表彰台入りが果たせて素晴らしい。チームの他の選手達もどんどん調子を上げてきているし、私達は世界選手権に向けて良い方向に進んでいると思う」と語った。
高梨沙羅は93mと89mのジャンプで、アルトハウスの14点差で4位という残念な結果となり、W杯通算50勝目はまたもお預けとなった。
再び5位のフォクト
カリーナ・フォクト(独)は212.0ポイントでここ最近の4試合で3度目の5位入賞となった。ロシアのイリーナ・アヴァクモヴァは207.0ポイントで6位、オーストリア勢トップだったダニエラ・イラシュコ=シュトルツが7位、スロベニア勢トップのマヤ・ヴティッチが8位に続いた。スヴェニャ・ヴュルトが9位で、この試合でドイツチームから3人がトップテン入りした。マヌエラ・マルシーナ(伊)が札幌第1戦に続きまたも10位だった。エマ・クリネッチ(スロベニア)が11位、サラ・ヘンドリクソン(米)はトップテン入りを逃し12位、岩渕香里は13位、スペラ・ロゲリ(スロベニア)が14位だった。キャラ・ホルツル(オーストリア)がトップ15を締めくくった。
フランスチームから唯一予選を通過したレア・ルマーレは、今日の予選で1位だったジャニーナ・エルンスト(独)を抑え22位になった。ユリア・キッカネン(フィンランド)も27位でW杯ポイントを加算した。
高梨、総合トップ
W杯女子個人総合成績では、高梨沙羅が690ポイントで首位、2位が伊藤有希(532ポイント)、3位がマーレン・ルンドビー(417ポイント)となっている。
W杯女子ジャンプは1月19日(木)からの蔵王大会に続く。