01 | Hoerl, J. | 285.3 | ||
02 | Paschke, P. | 277.8 | ||
03 | Tschofenig, D. | 273.8 | ||
04 | Kraft, S. | 273.1 | ||
05 | Deschwanden, G. | 259.7 | ||
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オーストリアのミヒャエル・ハイボックは、少しずつながら着実に復調している。改築されたティトリス・ジャンプ台で12月16日(金)に行われたワールドカップ男子エンゲルベルク大会第1戦の予選で、ハイボックは140mのジャンプ(151.7ポイント)でトップだった。2位はポーランドのダヴィド・クバツキー(133.5m、 146.2ポイント)、3位はロシアのエヴゲニー・クリモフ(132m、142.2ポイント)だった。
天候条件に恵まれ、軽い追い風の中で行われた予選で、オーストリア、ポーランド、ドイツチームが好調だった。
オーストリアチームからは今日の勝者、ハイボックの他に、マルクス・シフナーが6位に入り納得のできだった。アンドレアス・コフラー、マヌエル・フェットナー、シュテファン・クラフトは予選免除で本戦出場が既に決まっている。
ポーランドチームは、クバツキー以外にもピオトル・ジーラが4位、シュテファン・フーラが8位で上々の結果だった。それに加え、予選免除組のカミル・シュトッホとマチェイ・コットも土曜(12月17日)の本戦では有力な優勝候補となっている。
ドイツチームは、アンドレアス・ヴェリンガー(5位)、カール・ガイガー(9位)、リヒャルト・フライターク(10位)、シュテファン・ライエ(11位)が好ジャンプを見せ、予選免除のセヴェリン・フロインドとマルクス・アイゼンビッヒラーの二人と共に試合に参戦する。しかし最上位を狙うなら、ドイツ人選手は本戦でもっと力を発揮しなくてはならないところだ。ドイツで唯一予選敗退となったのは、0.6点足らず惜しくも41位だったアンドレアス・ヴァンクだった。
予選免除組の中で絶好調だったのは、ダニエル=アンドレ・タンデ(ノルウェー)と、現在ワールドカップ個人総合首位のドーメン・プレウツ(スロベニア)だ。
タンデは今日の最長不倒である141.5mのジャンプを見せ、ドーメン・プレウツはゲートを一つ下げてスタートしたにも関わらず138mまで伸ばした。タンデとドーメン・プレウツは、ポーランドのコットとシュトッホと共に、今週末の大会で最上位争いをすることになるか、それはエンゲルベルク第1戦ではっきりするだろう。
W杯エンゲルベルク大会第1戦は、12月17日(土)16:00(日本時間 翌0:00)から始まる予定だ。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。