01 | Hoerl, J. | 285.3 | ||
02 | Paschke, P. | 277.8 | ||
03 | Tschofenig, D. | 273.8 | ||
04 | Kraft, S. | 273.1 | ||
05 | Deschwanden, G. | 259.7 | ||
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FIS(国際スキー連盟)スキージャンプ女子ワールドカップの開幕戦が12月2日にノルウェーのリレハンメルで行われ、高梨沙羅が優勝、伊藤有希が2位で日本チームが1位・2位を独占して今シーズンがスタートした。昨季のW杯総合覇者である高梨沙羅は、2本とも最長飛距離の95mと99.5mのジャンプを決め、271.3ポイントを獲得した。
高梨は「今シーズンの始まりとして、とても良いジャンプを2本決められ、素晴らしい成績を出すことができて凄く嬉しい。女子スキージャンプのレベルはどんどん高くなっていて、自分も常に改善していかなくてはいけないと思っている。この冬には世界選手権を始めとする素晴らしい試合が予定されているから、集中力を持続してかなくてはならない」とインタビューに答えた。
完全には満足していない伊藤
チームメイトの伊藤有希は、94.5mと92.5mのジャンプで19.9点差ながら2位に入り、日本チームにとってはこれ以上ない開幕となった。
伊藤は、「だいたいにおいては自分の成績に満足している。でも2本目ではサッツのタイミングが少し遅れてしまったので、まだ取り組んでいかなくてはいけない課題がある」と話した。
感激のループレヒト
3位はドイツのアンナ・ループレヒトで、2本とも90.5mで243.8ポイントとなり、ワールドカップ(W杯)で初めての表彰台を達成した。
この好成績を出した後でループレヒトは、「今、本当に良い気分。素晴らしい一日だった。安定したジャンプを決められたけれども、まだ改善の余地はある。お母さんに電話して報告するのがもう待ちきれない!」と話した。
オーストリアチームは複雑な気分
オーストリアチームはジャックリーン・ザイフリーツベルガー4位、ダニエラ・イラシュコ=シュトルツが6位に入り好成績を見せることができたものの、エヴァ・ピンケルニッヒとキヤラ・ホルツルはファイナルラウンド出場を逃した。
マヤ・ヴティッチは5位でスロベニアチームのトップだった。カタリーナ・アルトハウスが7位、スヴェニャ・ヴュルトが9位でドイツチームの好成績に貢献した。
ロシアのイリーナ・アヴァクモヴァは今回のリレハンメル第1戦で8位入賞を果たし、次に母国のニジニ・タギルで行われる試合への期待が早くも高まる。
ヘンドリクソン復帰
サラ・ヘンドリクソンは、アメリカ選手の中で唯一ファイナル出場を果たし11位について、上々のW杯カムバックとなった。ルシル・モラ(仏)はW杯デビュー戦となる今日の試合で12位という成績を収めた。エレナ・ルンガルディアは14位でイタリア勢のトップだった。ルーマニアのダニエラ・ハラランビーが25位、フィンランドのユリア・キッカネンは28位で、それぞれの国に少なくともW杯ポイント数点を加算することができた。