01 | Deutschland | 1097.4 | ||
02 | Norwegen | 1075.1 | ||
03 | Österreich | 1065.9 | ||
04 | Slowenien | 1034.8 | ||
05 | Japan | 875.1 | ||
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ヨハン・アンドレ・フォルファング、トム・ヒルデ、ヨアキム・ハウアー、アンダース・ファンネメルの4名で臨んだノルウェーチームはこの夏唯一の団体戦に優勝した。
最終的にはアンダース・ファンネメルとペーター・プレウツの一騎打ちであった。両者とも最終ジャンパーで0.2ポイント差で迎えたファイナルラウンド。結局9ポイントでノルウェーを勝利に導いた。
「今日はスリルある戦いだった。スタートゲートに座ったとき、ペーターよりポイントが高いことを祈った。ここに来てからずっと良いジャンプが出来ていたし、ファイナルでも同じようなジャンプが出来るように心がけた。それが上手くいってくれた。明日も今日にようにレベルの高いジャンプをして、優勝争いできるようにしたい。」と127mと134mをとんだ優勝の立役者のファンネメルは語った。
2位のスロベニアチーム(ユーリ・テペシュ、ロベルト・クラニエッツ、ヤカ・ヴァラ、ペーター・プレウツ)も満足げに、「2位になれたことにとても満足している。良いジャンプと弱いジャンプが入り交じって、まだ最強のチームとは言えないので、2位入賞はいい結果だと思う。自分のジャンプがまだまだ安定していないので、明日はトップ10入り出来れば自分は満足。」とロベルト・クラニエッツは話した。
3位にはアンドレアス・ヴァンク、カール・ガイガー、リヒャルド・フライタク、アンドレアス・ウェリンガーのドイツチーム。「今日はとても楽しかったが、自分自身のジャンプはまだ改善の余地がある。良いジャンプもあるが、駄目なときもあって安定性に欠ける。しかしまだ7月で冬までには十分な時間がある。自分のジャンプが出来れば明日も十分期待できる。クルシュベル大会では7位だったが、トップ10に入るにはそれなりに良いジャンプを2本揃える必要がある。」とアンドレアス・ウェリンガーは話した。
オーストリアが4位、チェコが5位、ポーランドが6位。日本はトップメンバーで臨んだ大会ではないものの7位と健闘した。
競技は風の状況がつねに不安定で、「この時間帯に競技を開始するのはとても難しいし、それはわかっていたこと。風待ちの時間が多くあったので試合時間が予定より長引いたが、競技自体には満足している。」とレースディレクターヴァルター・ホーファーのアシスタントでスタートシグナルを操るボレック・セドラックは協議終了後に語った。
セドラックはこれまでの2年間はW杯女子で経験を積んできたが、冬のシーズン終了後にミラン・テペシュのポジションを受け継いだ。セドラックとテペシュの交代は将来的に起き得る憂いを防ぐために行われた。W杯選手のユーリ・テペシュはミラン・テペシュの長男。W杯オスロ大会でペーター・プレウツの父がジャッジとしてノミネートされたときに大きな論議をもたらし、ジャッジのメンバーから外れたことも記憶に新しい。
ヴィスワでの第2戦目は土曜日の14:50(日本時間:21:50)から開始予定。