01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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27日に行われたワールドカップ女子アルマトイ大会(カザフスタン)の第1戦で、高梨沙羅が252.6ポイントで優勝した。
既に今季総合優勝が決定している高梨は、101.0mと103.0mで今日の最長飛距離を出して合計252.6ポイントを獲得し、オーストリアの二人、ダニエラ・イラシュコ=シュトルツとジャックリーン・ザイフリーツベルガーを抑えた。
高梨は、「この試合に関わるすべての人に感謝したい。サマーグランプリではここにきたことがあるけれど、カザフスタンでの冬の試合は初めてだった。ジャンプ台の状態がどうか少し心配していたけれど、幸運なことに良い結果を出すことができた。ここで手伝って下さった皆さんにお礼を言いたい。またアルマトイに来られることを祈っている。ここはとても気持ちよく過ごせる」と感謝を伝えた。
温暖なカザフスタン
春の陽気となった中で、助走路を維持するためにトライアルラウンドはキャンセルされたが、イラシュコ=シュトルツは97.0mと100.5mで合計245.3ポイントとなった。
イラシュコ=シュトルツは、「カザフスタンの印象はとても良い。初めてのアルマトイだけれど、ここで女子ワールドカップを開催してもらったことに感謝している。ここはとても暖かいけれど、それも好き」と話した。
同じくオーストリアのジャックリーン・ザイフリーツベルガーは98.5mと99.0mのジャンプで、239.2ポイントとなり、今季3度目の表彰台入りを果たした。
ザイフリーツベルガーは、「表彰台入りを果たせてとても嬉しい。条件もほとんど完璧で、良い試合だった。アプローチは少しぬれていたけど、ここでジャンプすることができて、とても楽しかった。以前、夏に来た時もここは本当に素晴らしかった」とインタビューに答えた。
惜しくも表彰台を逃したヴティッチ
最近の3試合連続でワールドカップ(W杯)表彰台に立っていたスロベニアのマヤ・ヴティッチは94.5mと98.0mで3位に3.5点足らず、今回は4位に甘んじた。
この程、新世界ジュニアチャンピオンになったキャラ・ホルツル(オーストリア)は97.0mと99.0m、234.7ポイントで5位に入った。
イリーナ・アヴァクモヴァは231.2ポイントで6位に入賞し、またもロシア勢のトップだった。その0.2点差でノルウェーのマーレン・ルンドビーが7位を確保した。
ニタ・イングルンドは225.7ポイントで8位に入り、今回もトップ成績でアメリカチームに貢献した。ユリアーネ・サイファートは224.5ポイントの9位で、ドイツチームの中でトップポジションに居ることを裏付けた。
スロベニアのエヴァ・ロガーが223.1ポイントでトップ10を締めくくった。
自己最高のグラフティー=モーツ
アメリカのタラ・グラフティー=モーツは11位で今シーズンの自己最高成績を喜び、スペラ・ロゲリも12位でスロベニア女子チームの好成績印象づけた。
世界選手権チャンピオンのカリーナ・フォクトは13位で、またも上位争いからは外れた。カナダのテイラー・ヘンリッチは14位、イタリア勢トップだったエレーナ・ルンガルディア15位だった。
フィンランドのユリア・キッカネンが17位に入った。
伊藤有希が意外にもファイナルラウンド進出を逃した中で、岩渕香里が18位となり日本チーム2番目の成績だった。
ジュリア・クレアは20位でフランス勢の最高成績を収め、最近はあまり伸びなかったイタリアのエヴェリン・インサムは22位でやっとまたW杯ポイントを集めることができた。
W杯女子アルマトイ大会個人戦第2戦は、2月28日(日)10:00(日本時間18:00)から開催される予定となっている。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。