01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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ワールドカップ男子ヴィケルスン大会(ノルウェー)の個人第3戦が2月14日(日)に行われ、ペーター・プレウツ(スロベニア)が再び優勝し、印象的な強さを見せた。
プレウツはファイナルラウンドで転倒したものの、237.0mと249.0mの飛距離で469.0点を獲得し、1位になった。世界記録に2.5m差まで迫ったフライングの着地でプレウツは雪に座ってしまった。1月にスキーフライング世界選手権王者となったプレウツは、それでもシュテファン・クラフト(オーストリア)を2位、アンダース・スティエルネン(ノルウェー)を3位に抑えることができた。
シュテファン・クラフトは238.0mと231.0mで461.6ポイントを獲得した。
アンダース・スティエルネンは249.0mと231.0mの飛翔で459.7ポイントを出し、クラフトに僅差で、ワールドカップ(W杯)通算3度目の表彰台を果たした。
フロインド好調、傑出のノルウェー
セヴェリン・フロインド(独)は236.5mと226.5m、計454.5ポイントで4位に入り、表彰台にまた一歩近づいた。
ダニエル=アンドレ・タンデ(ノルウェー)は229.5mと242.0mでわずか0.3点の差でフロインドに越された。
ノルウェーからは、ケネス・ガグネス(447.7点)、ヨハン=アンドレ・フォアファング(443.2点)、アンダース・ファンネメル(434.1点)が6位から8位まで並び、際立った好成績をホームゲームで見せた。それでも、3試合とも優勝はスロベニアに持っていかれてしまった。
ミヒャエル・ハイボック(オーストリア)が429.2点で9位だった
葛西紀明が415.0点で10位に入り日本勢のトップだったが、同胞の竹内択も僅差で11位に続いた。
復調のジーラ
12位だったピオトル・ジーラ(ポーランド)は、今季これまででダントツの自己最高成績を出し、冬季五輪金メダリストのシモン・アマン(スイス)を13位に抑えることができた。12日(金)の転倒で見るからに痛そうなユーリ・テペシュ(スロベニア)だったが健闘して14位に入った。マルクス・アイゼンビッヒラー(独)は、今シーズンW杯4試合目の参戦を果たし15位で2度目のポイント加算となった。
ヨアヒム・ハウアー(ノルウェー)が16位、リヒャルト・フライターク(独)が17位、ロバート・ヨハンソン(ノルウェー)が18位、アンドレアス・ヴァンク(独)が19位で、ノルウェーとドイツの選手が交互に入った後に、オーストリア3番手としてマヌエル・ポッピンガーが20位についた。
ボイド=クローズも加点
カナダのマッケンジー・ボイド=クローズは22位で今季2番目の成績を収め、フランスのヴァンサン・デスコンブ=セボアは25位でまたもW杯ポイントを集めることができた。
チェストミール・コジセクは29位でチェコ勢唯一のポイント加算となった。ケヴィン・ビックナー(米)は30位で2本目進出を果たした。
W杯個人総合では、ペーター・プレウツが勝利に着々と近づいている。プラニツァでの最終戦まであと5週間あるが、プレウツは現在1574点で、タイトル保持者のセヴェリン・フロインドに既に572点の差をつけている。ケネス・ガグネスが940点で3位についている。
二つのクリスタルトロフィーに向かうプレウツ
スキーフライング・ワールドカップでも、プレウツは全5試合のうちの3試合が終わった時点で250ポイントを獲得しており、ケネス・ガグネス(170点)とシュテファン・クラフト(165点)を抑え首位についている。同じくスロベニアのロベルト・クラニエツは、ヴィケルスン第1戦で1位、第2戦で3位だったが、第3戦ではファイナルラウンド進出を逃し、160点でフライング総合4位となった。
ノルウェー、国別優勝に接近
国別対抗成績では、ノルウェーが4,629点をマークしており、そろそろ祝杯の準備をしても良い頃かもしれない。スロベニアはヴィケルスン大会で3勝を挙げ3,849点となり2位に浮上し、ドイツ(3,594点)を3位に押しのけた。
スキージャンプW杯男子は来週末のフィンランド・ラハティ大会へと続く。