01 | Hoerl, J. | 285.3 | ||
02 | Paschke, P. | 277.8 | ||
03 | Tschofenig, D. | 273.8 | ||
04 | Kraft, S. | 273.1 | ||
05 | Deschwanden, G. | 259.7 | ||
全リザルト » |
1月31日(日)に行われたワールドカップ男子札幌大会第2戦で、アンダース・ファンネメル(ノルウェー)が優勝した。世界記録保持者のファンネメルは、143.5mと136.5mのジャンプで合計265.9ポイントを獲得し勝利を決めた。2位は同胞のヨハン=アンドレ・フォアファング、3位は葛西紀明だった。
ファンネメルは試合後のインタビューで、「今日は本当に嬉しい。2本とも良いジャンプで、昨日と比べて断然うまくできた。風の運もついていた。次は自分たちの地元、ノルウェーでの試合だから楽しみにしている」と話した。
調子を戻したフォアファング
フォアファングは、132.0mと134.5mで260.3ポイントとなり、今シーズン2回目の表彰台を達成した。フォアファングは、「昨日は体調が悪く、気分が良くなかった。今日は色んな条件が昨日より良かった。自分の成績に満足している。細かいところでの調整がうまくいって、もっと上手におさめることができた。今度はノルウェーでジャンプできるのが楽しみ」と次の試合に意欲をみせた。
葛西紀明は、138.5mと134.0m、259.5ポイントで、12月19日のエンゲルベルク戦(スイス)の時と同様に、3位に入賞した。
葛西は、「今日は自分にとって信じられないほどの良い日になった。小さな女の子の父親になったし、その上、3位に入ることができた。とても素晴らしい気分」と感激を表した。
復調のフロインド
セヴェリン・フロインド(独)は、前日の10位を挽回するべく頑張ったが、131.5mと129.5m、252.8ポイントで4位に入り、表彰台には届かなかった。昨日の第1戦で失格となったリヒャルト・フライターク(独)も今回は良い面を見せて134.0mと130.0mで251.7ポイントを獲得し5位に入賞した。
表彰台を逃したプレウツ
現在ワールドカップ(W杯)個人総合首位のペーター・プレウツ(スロベニア)は248.6ポイントで6位となり、今シーズンの個人戦で表彰台に上がれなかった2回目の試合となった。
伊東大貴は第1戦で見せた強さをまたも強調し、248.1ポイントで健闘の7位に入った。
オーストリア勢トップだったマヌエル・フェットナーは242.9ポイントで8位、ダニエル=アンドレ・タンデは、238.0ポイント、9位でノルウェーの3番手だった。
「小さなプレウツ」もトップテンに
そのすぐ後に234.9ポイントで、ヨアヒム・ハウアー(ノルウェー)とドメン・プレウツ(スロベニア)が同点の10位に入った。
シモン・アマン(スイス)が12位、ポーランドのマチェイ・コットとステファン・フーラが13位、14位に続いた。アンゼ・ラニセク(スロベニア)がトップ15を締めくくった。
ダヴィット・シーゲル(独)が17位、ロマン・コウデルカはチェコ勢トップの18位、ヴァンサン・デスコンブ=セボア(仏)が19位でW杯ポイントを集めた。
前日の第1戦で失格となったケネス・ガグネス(ノルウェー)は、今日はそれでも20位に入った。
W杯個人総合成績では、ペーター・プレウツが1,224ポイントで1位となっており、2位のセヴェリン・フロインドに369ポイントもの差をつけている。 3位は738ポイントのケネス・ガグネスだ。
国別対抗では、ノルウェーが1位、ドイツが2位、スロベニアが3位となっている。