01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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FIS(国際スキー連盟)ワールドカップ女子札幌大会の第2戦が1月17日に行われ、前日の第1戦に続き高梨沙羅が優勝した。19歳の高梨は、97.0mと94.0mのジャンプで257.8ポイントを獲得し、2人のオーストリア選手、ダニエラ・イラシュコ=シュトルツとジャックリーン・ザイフリーツベルガーを抑えた。
高梨はインタビューに、「ここ札幌でこれほど良いジャンプを見せることができ、試合で優勝できてとても嬉しい。今度は蔵王大会を楽しみにしている。改修されたジャンプ台がどうなったかワクワクしている」と答えた。
16日(土)の第1戦で3位だったイラシュコ=シュトルツは、99.5mと92.0m、計241.4ポイントで2位だった。
昨季のワールドカップ(W杯)女子総合勝者のイラシュコ=シュトルツは、「自分の成績にとても満足している。私のジャンプはまだ完璧ではないけれど、どんどん良くなっている。たくさんのお客さんが来てくれて素晴らしい試合だった。日本のスキー連盟がこのワールドカップ大会を開催してくれてとても感謝している」と話した。
ザイフリーツベルガー、再び表彰台へ
ジャックリーン・ザイフリーツベルガーは95.0mと90.0mの飛距離で231.9ポイントを獲得し、約3年ぶりにW杯で表彰台に上がることができた。
ザイフリーツベルガーは、「表彰台を久々に達成することができて、とても嬉しい。会場の雰囲気も本当に素晴らしかった。」と喜びを伝えた。
オーストリアからは、キヤラ・ホルツルも89.0mと92.0m、計223.7ポイントで4位に入り、 一際目立つチーム成績となった。
ジュリア・クレア(仏)は2本とも89.5mを出して220.4ポイントとなり、5位入賞で今季の自己最高成績を喜んだ。
再びドイツ勢トップだったのは、カタリーナ・アルトハウスで213.2ポイントで6位だった。同胞の世界チャンピオン、カリーナ・フォクトは前日に転倒し、第2戦には出場を控えた。
追い上げたイングルンド
ニタ・イングルンド(米)は、1本目の20位からファイナルで7位まで追い上げ、今季初のトップ10入りを果たした。
スペラ・ロゲリ(スロベニア)は、イングルンドにわずか0.1点差の210.7ポイントで8位だった。チームメイトのエマ・クリネッチは16日(土)は2位だったが、今回は208.7ポイントで9位だった。
マーレン・ルンドビー(ノルウェー)が207.3ポイントでトップ10を締めくくった。
日本勢で2番の伊藤有希が11位、イリーナ・アヴァクモヴァ(露)が12位、ウルサ・ボガタイ(スロベニア)が13位、ユリア・キッカネン(フィンランド)が14位、エヴァ・ピンケルニッヒが15位だった。
エレナ・ルンガルディアが19位でイタリア勢のトップ、テイラー・ヘンリッチが20位でカナダのトップだった。
エビー・ヒュージスが27位でアメリカにW杯ポイントを加算し、ダニエラ・ハラランビーは30位でルーマニアにギリギリ1点計上することができた。
高梨、圧倒のリード
W杯女子個人総合成績では、高梨沙羅が現在合計480点で引き続き差を広げ、タイトル保持者のイラシュコ=シュトルツに既に161点差となっている。キャラ・ホルツルは225点で3位に浮上した。
国別対抗では、オーストリアが日本へのリードを維持している。スロベニアがドイツを越えて3位になった。
W杯女子ジャンプの次の試合は、1月22日(金)と23日(土)に日本の蔵王で行われる予定だ。