We use cookies to give you the best possible user experience and to integrate social media. プライバシーポリシー

W杯ビショフスホーフェン大会:注目データ

作成: 04.01.2016 18:40 / sk

Powered by FIS und Infostrada Sports

 

第64回スキージャンプ週間最終戦 ビショフスホーフェン大会(オーストリア)

ペテルカに続きたいプレウツ
> ペーター・プレウツ(スロベニア)は、1996/97シーズンのプリモジュ・ペテルカに続き、ジャンプ週間総合優勝を果たす2人目のスロベニア選手となれるかもしれない。

> プレウツが優勝すれば、一つの国が挙げた優勝の間隔が19年ということになり、3つ目に長い記録となる。ノルウェーの、インゴルフ・モルク(1972年)とエスペン・ブレデセン(1994年)の優勝の間隔が21年、オーストリアのセップ・バルダル(1953年)とヴィリー・ピュルステル(1975年)の優勝の間隔も21年だった。

> ジャンプ週間の中で、プレウツは2016年元旦のガルミッシュ=パルテンキルヒェン戦と、1月3日(日)のインスブルック戦で優勝した。プレウツが次の試合でも勝てば、2008/09シーズンにガルミッシュ戦、インスブルック戦、ビショフスホーフェン戦で優勝したヴォルフガング・ロイツル(オーストリア)以来、ジャンプ週間の試合で3連勝を果たす初めてのジャンパーとなる。

> プレウツはオーバストドルフ戦では3位だったため、2012/13シーズンのグレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)以来、初めてジャンプ週間全4試合で表彰台を達成することになるかもしれない。同じくセヴェリン・フロインド(独)もこれを狙うことができる。

> 二人の選手が同じシーズンの全4試合で表彰台に上がったのはたった1回だけで、1992/93シーズンにアンドレアス・ゴルドベルガー(オーストリア)と葛西紀明が達成した時だった。

> プレウツはジャンプ週間で3勝を挙げる初めてのスロベニア人ジャンパーとなれる可能性がある。ペテルカは当時2勝した(共にガルミッシュ=パルテンキルヒェン戦)。

> プレウツは、これまでにジャンプ週間総合で1回表彰台に上がっており、それは昨季3位入賞を遂げた時だ。

> プレウツはこれまでにワールドカップ(W杯)通算11勝を挙げており、スロベニア人として2番目に多い。ペテルカは15勝を挙げた。

> プレウツは今季に入ってから、唯一12月5日のリレハンメル第1戦(ノーマルヒル)でのみ表彰台を逃している。その時プレウツは11位だった。

> プレウツはその試合で、W杯の試合で初めて弟のドメン・プレウツに越された。ドメンはその時8位に入った。


今季はジャンプ週間表彰台にオーストリア人無しか?
> ミヒャエル・ハイボック(オーストリア)は、現在オーストリアのトップとして、ジャンプ週間総合成績4位についている。

> オーストリアはこれまでジャンプ週間総合7連勝(最多記録)を挙げている。この7シーズンのうち、5シーズンで少なくとも二人のオーストリア選手が表彰台に上がっている。2011/12シーズンは3人ともオーストリア人だった。

> オーストリアはジャンプ週間総合優勝を合計16回挙げており、フィンランドとドイツ(東西ドイツを含む)に並んでいる。

> 2005/06シーズンのジャンプ週間では総合成績上位3位内にオーストリア人の名は入らなかった。ヤンネ・アホネン(フィンランド)とヤクブ・ヤンダ(チェコ)が同点優勝を決め、ロアル・ヨケルソイ(ノルウェー)が3位だった。

> 一番最近、全4試合あるジャンプ週間中にオーストリアの選手が1勝も挙げなかったのは2005/06シーズンだった。


ドイツに14年ぶりの勝利をもたらしたいフロインド
> セヴェリン・フロインドは、2001/02のスヴェウン・ハンナヴァルト以来、初めてジャンプ週間総合優勝を果たすドイツ人となれるかもしれない。

> ドイツ人がジャンプ週間総合優勝を飾った間隔が一番大きかったのは9年で、1961年のヘルムート・レックナーゲルと1970年のホルスト・クヴェックの勝利の間隔だった。

> フロインドは今季ジャンプ週間中、オーバーストドルフ戦で優勝、ガルミッシュ戦で3位、そしてインスブルック戦で2位だった。フロインドは、2012/13シーズンのグレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)以来、初めてジャンプ週間全4試合で表彰台を達成することになるかもしれない。それはペーター・プレウツにも同じことが言える。

> フロインドは、既に世界選手権の金(2015年)、スキーフライング世界選手権の金(2014年)、W杯総合優勝(2015年)の3タイトルを取っている。フロインドは4タイトルを取った7人の選手に並ぶことができるかもしれない。マッチ・ニッカネン(フィンランド)だけが全5大タイトルを取った。

 

個人戦ビックタイトル獲得数

 # 名前
五輪
世界選手権
フライング世界選手権
W杯
ジャンプ週間
 5  マッチ・ニッカネン フィンランド  3  1  1  4  2
 4  シモン・アマン スイス  4  1   1   1  
 4  エスペン・ブレデセン ノルウェー  1  1  x  1  1
 4 ハンス=ゲオルク・アッシェンバッハ 東独  1  3  1  x  1
 4  イェンス・ヴァイスフロッグ 東独/独  2  2  x  1  4
 4  船木和喜 日本  1  1  1  x  1
 4  グレゴア・シュリレンツァウアー オーストリア  x  1  1  2  2
 4  トーマス・モルゲンシュテルン オーストリア  1  1  x  1  1
               
 3  セヴェリン・フロインド    1  1  1  

 

ビショフスホーフェン戦2連勝を狙いたいハイボック
> ミヒャエル・ハイボックは昨シーズンのビショフスホーフェン戦で優勝しており、ヤンネ・アホネン( 2007/08シーズン)以来、最終戦が行われるパウル=アウサーライトナージャンプ台で連勝を祝う初めての選手となれるかもしれない。

> 2007/08シーズンでは、第3戦のインスブルック戦がキャンセルになり、その代わりにビショフスホーフェンで追加の1試合が行われた。

> 最近で、2シーズン連続ビショフスホーフェン大会優勝を飾ったのは、1998/99と1999/2000のアンドレアス・ヴィドホルツル(オーストリア)だった。

> ビショフスホーフェン大会で2連勝以上飾ったことがあるのは、イェンス・ヴァイスフロッグ(独、1982/83、1983/84)とイジー・ラシュカ(チェコ1967/68、 1968/69、1969/70)の二人だけだ。


ビショフスホーフェン戦5連勝目を望むオーストリア
> ここ最近の4年間、ビショフスホーフェン戦で優勝したのは全てオーストリアの選手だった。今年も優勝を挙げれば、史上初の一ヶ国による5連勝を果たすことになる。

> 2012年にトーマス・モルゲンシュテルン、2013年にグレゴア・シュリレンツァウアー、2014年にトーマス・ディートハルト、そして2015年はミヒャエル・ハイボックが優勝した。

> オーストリアはジャンプ週間中の一つのジャンプ台での5勝という最高記録に並べるかもしれない。ドイツのジャンパーはオーバーストドルフで5連勝(1998/99~2002/03)を挙げたことがあり、オーストリアはインスブルックで5連勝(2008/09~2012/13)したことがある。

> これまでオーストリアはビショフスホーフェン戦で23勝を挙げており、これは一つの国がジャンプ週間の一試合で挙げた最多優勝記録となっている。


フィンランドと並びたいノルウェー
> ケネス・ガグネス(ノルウェー)は、ガルミッシュ戦(2位)とインスブルック戦(3位)で表彰台に上がった。

> ガグネスは、現在ジャンプ週間総合成績で3位についており、同胞のヨハン=アンドレ・フォアファングとアンダース・ファンネメルが5位と6位に入っている。

> ノルウェーがジャンプ週間でもう1勝を挙げれば、フィンランドの46勝に並ぶことができる。もっと多く勝数を挙げているのは、オーストリア(62勝)とドイツ(55勝)だけだ。

> 最近でノルウェーの選手が勝ったのは、昨季のガルミッシュ戦でアンダース・ヤコブセンが優勝した時で、フィンランドは2013/14シーズンにアンシ・コイブランタがインスブルック戦で優勝したのが最後だ。

> ガグネスは2006/07シーズンのヤコブセン以来、初めてジャンプ週間総合優勝を果たすノルウェー人となれるかもしれない。



80回目のW杯表彰台を望むアマン
> シモン・アマン(スイス)は、これまでに通算79回、W杯表彰台に上がっており、表彰台獲得数ランキングで4位についている。

> それ以上のW杯個人戦表彰台を達成しているのは、ヤンネ・アホネン(108回)、アダム・マリシュ(ポーランド、92回)、グレゴア・シュリレンツァウアー(88回)の3人だけだ。

> アマンがもっとも最近で表彰台に上がったのは、2015年3月10日のクオピオ戦(ノーマルヒル、3位)でだった。

>アマンが優勝した最近のW杯試合は、2014年11月29日に葛西紀明と同点で優勝した時だ。アマンはその前日のルカ戦でも優勝した(両方ともラージヒル)。

 

最近のニュース