01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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12月13日(日)に行われたワールドカップ(W杯)男子ニジニ・タギル大会(ロシア)第2戦で、ペーター・プレウツ(スロベニア)が優勝した。プレウツは131.5mと139.5mで合計267.4ポイントをマークし、ミヒャエル・ハイボック(オーストリア)とヨハン=アンドレ・フォアファング(ノルウェー)を抑え、今シーズン初優勝を祝った。
スロベニアの”今年のスポーツ選手”に選ばれたペーター・プレウツは、「テレビで見ている分には今日は多分とても簡単なように見えたかもしれないけれど、選手にとって今日の条件は厳しいものだった。ファイナルラウンドのジャンプで、最後のところで上昇気流がきて僕はついていた。でもうまくいったのは自分のジャンプの質がものをいったのだと思う。総合首位の黄色いゼッケンを着たからといって、僕にとって変化は無い。自己のジャンプに集中することが大切」と話した。
オーストリアを救ったハイボック
ミヒャエル・ハイボックは、130.0mと133.5mのジャンプで260.4ポイントを出し2位になり、今冬の個人戦5試合目にして、オーストリアに初表彰台をもたらした。
ハイボックは、「ここのところいつもそうだけど、今日も簡単ではなかった。今シーズンのこれまでの調子から見ると、この大会で表彰台に立てたのは信じられないぐらい。チームへのプレッシャーはもちろんあった。昨日僕等は集まって一緒に話し合った。自分達が良く練習していることは分かっているし、必要なのはそれを生かすこと。今日の試合ではそれがうまくいった。エンゲルベルク戦にこの結果をつなげていけるようにしたい」とインタビューに答えた。
好成績を出し続けているノルウェーチームからは、ヨハン=アンドレ・フォアファングが127.5mと新バッケンレコードとなった140.0mを出して、253.8ポイントで3位になった。今シーズンに入って行われた全ての個人戦で、ノルウェーの選手が表彰台に上がったことになる。
フォアファングは試合後に、「僕達は夏にかなり良く訓練して、チームにはポジティブな力がみなぎっている。これまでのところ、もの凄く楽しくて、とにかく満喫することができている。僕の2本のジャンプでは、条件がとても良かったから、自分のジャンプの質を生かすことができた」と語った。
引き続き好調のラニセク
アンツェ・ラニセク(スロベニア)は4位で、自己最高W杯成績を出した。123.5mと135.0mのジャンプを見せたが、3位にはわずか0.2点足りなかった。
5位は、クリンゲンタール戦の勝者、ダニエル=アンドレ・タンデ(ノルウェー)で、123.0mと136.5mで計242.9ポイントを記録した。
カミル・シュトッホ(ポーランド)は、前日の第1戦では予選落ちしていたが、今日はその実力を見せ242.0ポイントで6位に入った。
最高成績のデシュヴァンデン
グレゴア・デシュヴァンデン(スイス)は、237.3ポイントを出し7位入賞で、W杯自己最高成績となった。
ノルウェーチームは、アンダース・ファンネメル(229.6ポイント)、ケネス・ガグネス(228.3ポイント)、アンダース・スティエルネンも8位、9位、11位に入り、引き続き絶好調のチーム成績を収めた。
低調のドイツチーム
それに対し、ドイツチームはその勢いにブレーキがかかった。ドイツ勢トップだったのはアンダース・ヴェリンガーで228.1ポイントの10位、昨季の覇者セヴェリン・フロインドは土曜の第1戦では優勝したものの、今回は12位に終わった。
シモン・アマン(スイス)がフロインドのすぐ後の13位に、マヌエル・フェットナー(オーストリア)は14位、ルーカス・フラヴァがチェコ勢トップとして15位に続いた。
ポーランドチームは、ピオトル・ジーラが17位、マチェイ・コットが18位、クレメンス・ムランカが19位、ダヴィド・クバツキーが21位で優秀なチーム成績となった。
ロナン・ラミー=シャブイ(仏)は23位で土曜と同様にポイントを計上し、セバスチャン・コロレドもそれに続く24位でイタリアチームにポイントを加算した。
自国の観衆を前に唯一ファイナル出場を果たしたロシア選手として、アントン・カリニチェンコが28位に入った。
プレウツが首位でエンゲルベルク戦へ
W杯男子総合成績では、ジャンプ週間のゲネプロとなるエンゲルベルク大会を前に、ペーター・プレウツが364ポイントで首位に上がり、セヴェリン・フロインドが327点で2位に続いている。ノルウェーの4人、ケネス・ガグネス、ダニエル=アンドレ・タンデ、ヨハン=アンドレ・フォアファング、アンダース・スティエルネンが3位から6位を占めている。
ミヒャエル・ハイボックが7位でオーストリアのトップについている。