01 | Deutschland | 1097.4 | ||
02 | Norwegen | 1075.1 | ||
03 | Österreich | 1065.9 | ||
04 | Slowenien | 1034.8 | ||
05 | Japan | 875.1 | ||
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日本の白馬でミヒャエル・ノイマイヤーがグランプリ初優勝した。この36歳の選手は128.5mと122.5m、251ポイントを獲得、スロベニアのロベルト・クラニエッツ、作山憲斗に僅差で競り勝ち、彼のキャリアの中で初めてのグランプリ優勝を遂げた。
「とても気分がいい。グランプリでリードしたこともあるけれど、結局それを持ち帰ることが出来なかった。ここまで能力を本当に発揮することが出来なかったけれど、もしこのような感じで飛べていけたら、今のチームにもついていくチャンスがある。自分にとって少しでも自信になるといい。」とノイマイヤーは話した。
クラニエッツはようやく活路を見出す
クラニエッツもこの日は良い結果に終わった。122.5mと127.5m、1位に0.7ポイント差でこの34歳のスロベニア選手は6年ぶりにグランプリ大会表彰台にあがった。クラニエッツは「上手くいってくれることを期待していた。先週からジャンプがいいレベルに達していた。シーズン当初ヨーロッパでは良い感覚が得られなかった。トレーニングだけじゃなく、大会でも上手くいったのでとても嬉しい。最初は時差のせいで上手く眠ることが出来なかったので、よく眠れると言いなと思うし、明日も今日のファイナルのように上手く行くことを期待している。」と話した。
さらに僅差で3位についたのが日本の作山憲斗で124mと124.5mをとび、今年のグランプリシリーズで三回目の表彰台。彼は試合後に「今日グランプリリーダーのイエローゼッケンを取れる可能性があったことは知っていた。試合前にはやるべきことはわかっていたが、もしかしたら勝つことを意識しすぎたかもしれない。しかしプレッシャーの中でも表彰台にたてたことで、もっと良くなることが出来ると思った。調子が良くなったのはスキーを4cm短くして、少し体重を落としたことが今の自分のジャンプに上手くあったのだと思う。」と語った。
スロベニアと地元日本が好調
4位には127.5mと123.5m、247.2ポイントでスロベニアのアンツェ・セメニック。チームメイトのデズマンが243.7ポイントで7位でトップ10入り。開催国の日本も地元観客の前で満足のいく結果となった。作山以外にも、伊東大貴が245.8ポイントで5位、竹内択が6位、葛西紀明が8位で好成績。クルシュベルでトップ10入りを果たしたルーカス・フラバは238.7ポイントで9位、1ポイント差でアンドレアス・ヴァンクとヤカ・フヴァラが10位だった。
白馬2戦目は日曜日に開催される。