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W杯女子最終戦 高梨沙羅が優勝、総合優勝はイラシュコ=シュトルツ

作成: 13.03.2015 20:48 / sk

今季スキージャンプ女子ワールドカップの最終戦が3/13(金)にノルウェー、オスロのホルメンコーレン・ラージヒルで行われ、高梨沙羅が優勝した。高梨は128.0mと127.0mのジャンプで合計263.8ポイントをマークして、サラ・ヘンドリクソン(米)とテイラー・ヘンリッチ(カナダ)を抑えた。
ダニエラ・イラシュコ=シュトルツ(オーストリア)は5位に入り、初めてのW杯女子総合優勝を決めた。

サラ・ヘンドリクソンは、他の全選手と同様に先日亡くなった女子スキージャンプのパイオニアであるディーディー・コラディーニ(米)を偲ぶ赤の腕章をつけて臨み、126.5mと128.5mの飛距離で合計257.1ポイントを獲得し2位となり、今季3回目の表彰台を達成した。

カナダのテイラー・ヘンリッチは127.0mと123.5m、計250.4ポイントで3位に入り、2014/15シーズンで2度目の表彰台となった。
4位は今季世界選手権で新チャンピオンとなったカリーナ・フォクト(独)で、125.0mと121.0mのジャンプで239.5ポイントだった。


イラシュコ=シュトルツは5位で総合優勝決定
ダニエラ・イラシュコ=シュトルツは125.0mと123.0mで237.0ポイントを収め5位になり、今季中2度目の4位以下の順位となったが、それでも最終的には堂々の総合優勝となった。

6位は233.6ポイントのマヤ・ヴティッチ(スロベニア)、その9点差で伊藤有希が7位に入った。
スペラ・ロゲリ(スロベニア)が224.2ポイントで8位、ユリア・キッカネン(フィンランド)が222.2ポイントで9位を確保した。
エヴァ・ピンケルニッヒ(オーストリア)は、今季初めてのワールドカップ(W杯)参戦だったが、221.4ポイントで10位に入賞して、シーズンを有終の美で終了した。


ロシア勢トップのアヴァクモヴァ
イリーナ・アヴァクモヴァはジェシカ・ジェローム(米)に続く12位につきロシア勢トップの成績を収めた。
マーレン・ルンドビーは13位でノルウェーのトップだった。
ジャックリーン・ザイフリーツベルガー(オーストリア)が14位、リーネ・ヤール(ノルゥエー)が15位で、その後にフランスの2人、レア・ルマーレとジュリア・クレアが16位、17位に続いた。ドイツのウルリケ・グレッスラーとカタリーナ・アルトハウスも19位、20位と並んだ。


W杯女子総合成績では、ダニエラ・イラシュコ=シュトルツが合計1007ポイントとなり、タイトル保持者だった高梨沙羅に34点の差をつけて優勝した。3位は672ポイントのカリーナ・フォクトだった。その91点差でスロベニアのスペラ・ロゲリが4位、伊藤有希は434ポイントで5位だった。
マヤ・ヴティッチ(6位、418ポイント)の後に、今季W杯デビューのエヴァ・ピンケルニッヒが408ポイントで大健闘の7位に入った。サラ・ヘンドリクソンが8位、ジャックリーン・ザイフリーツベルガーが9位、ニタ・イングルンド(米)が10位に入賞した。


オーストリアが国別優勝
ネイションズカップでもオーストリアが総合優勝を決めた。2位が日本、3位はドイツだった。

Sara Takanashi, Daniela Iraschko-Stolz, Carina Vogt

 

リザルト:W杯女子オスロ(最終戦)

Sarah Hendrickson, Sara Takanashi, Taylor Henrich

 

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統計

最長不倒
128.5m
Hendrickson, Sarah (USA)
最短ジャンプ
98.0m
Stroem, Anna Odine (NOR)
平均飛距離
113.0m
K点越えジャンプ
19.4%
ネーション数
10
トップ10のネーション数
7
トップ30のベストネーション
5
Slowenien
Takanashi, Sara
15.02.15
Ljubno
Japan
15.02.15
Takanashi, Sara (JPN) Ljubno