01 | Deutschland | 1097.4 | ||
02 | Norwegen | 1075.1 | ||
03 | Österreich | 1065.9 | ||
04 | Slowenien | 1034.8 | ||
05 | Japan | 875.1 | ||
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2月1日に行われたワールドカップ(W杯)女子ヒンツェンバッハ大会(オーストリア)の2戦目で、カリーナ・フォクト(独)が優勝した。ソチ五輪金メダリストのフォクトは、92.0mと90.0mで合計245.2ポイントとなり、2回目のW杯優勝を飾った。 そのわずか0.4点差でダニエラ・イラシュコ=シュトルツが2位になった。3位はスロベニアのスペラ・ロゲリだった。
今日の勝者、フォクトは、「今年に入って2回目のW杯優勝で本当に素晴らしい!ジャンプ台はとても良く整備されていたし、天候条件も良かった。今日はとても楽しかった。次のルシュノフでも同じような結果を出せたら良いと思う。私の地元の大会ではダニエラが2回とも私を2位に抑えたのだから、今度は彼女の地元の観客を前に負かすことができて良かった。」と話した。
昨日の試合まで3連勝していたイラシュコ=シュトルツは、今日は90.5mと92.5mで、「今週末のヒンツェンバッハ大会で出した自分の結果にかなり満足している。もしかしたら、1回目のジャンプであと何点か取れたかもしれないけれど全体的に見てハイレベルで飛べたし、今のところとても簡単に感じている。とても嬉しい。これから家に帰って、少し気を静められるようにしたいと思う。」と語った。
ロゲリが挑戦状
スペラ・ロゲリは、88.0mと87.5mのジャンプで計235.0ポイント獲得し、今季4度目の表彰台となった。ロゲリは、「昨日は1回目のジャンプの時に良い風に当たらなかった。ファイナルでは自分の実力を見せることができた。今日の3位は私にとってとても良い結果。厳しいトレーニングによって自分のジャンプを改善することができた。私たちは全員とても努力していると思う。リュブノでのホームゲームでダニエラを打ち負かせたら、と思っている。」とインタビューに答えた。
今日の日本勢トップは伊藤有希
2本とも87.0mだった伊藤有希は合計233.2ポイントで4位だった。テイラー・ヘンリッチ(カナダ)は88.0mと87.5mで、伊藤に1.3点差で5位だった。 ジャックリーン・ザイフリーツベルガー(オーストリア、230.5ポイント)が6位、ニタ・イングルンド(米)が230.1ポイントで7位で自己最高W杯成績を収めた。
高梨沙羅は、228.3ポイントで8位となり、彼女の戦歴中3番目に悪いW杯成績に甘んじなくてはならなかった。カタリーナ・アルトハウス(独)は224.3ポイントで9位、その0.4点差でエヴァ・ピンケルニッヒ(オーストリア)が10位に続いた。
マヤ・ヴティッチ(スロベニア)が11位、ユリアーネ・サイファート(独)が12位で自身の2番目に良いW杯成績となった。リーネ・ヤール(ノルウェー)は、予選トップだった同国のマーレン・ルンドビーと同点の13位だった。サラ・ヘンドリクソン(米)がトップ15を締めくくった。
EYOF勝者好調
EYOF(ヨーロッパ・ユース・オリンピック・フェスティバル)で金と銀をとったソフィア・チコノヴァ(露)が17位、同じくロシアのイリーナ・アヴァクモヴァは18位だった。
イタリアのエレナ・ルンガルディアは24位で今季の自己最高成績を収めた。
イラシュコ=シュトルツが引き続き総合首位
W杯女子個人総合ランキングで、ダニエラ・イラシュコ=シュトルツが622ポイントで引き続き首位に立っている。2位はカリーナ・フォクトで現在568ポイント、3位が現タイトル保持者の高梨沙羅で493ポイントとなっている。スペラ・ロゲリは101ポイントで4位に続いている。
W杯女子ジャンプは、来週末(2/7~8)のルーマニア・ルシュノフ戦に続く。