01 | Deutschland | 1097.4 | ||
02 | Norwegen | 1075.1 | ||
03 | Österreich | 1065.9 | ||
04 | Slowenien | 1034.8 | ||
05 | Japan | 875.1 | ||
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1月24日(土)に行われたワールドカップ男子札幌大会、第1戦でペーター・プレウツ(スロベニア)が今シーズン初めての優勝を飾った。プレウツは130.0mと131.0mのジャンプで合計276.4ポイントをマークし、シュテファン・クラフト(オーストリア)を2位、ロマン・コウデルカ(チェコ)を3位に抑えた。
プレウツは試合後のインタビューに、「今日はとても素晴らしい気分。この冬は、ほとんど全部の試合でトップ10に入っていた。そして今日、やっと初優勝を果たせた。札幌大会としては天候条件がいつもと違って、僕にとっては凄く良かった。ワールドカップ(W杯)個人総合ランキングのことはまだ考えていない。それが決まるのはW杯北欧シリーズで、それ以前はまだ分からない。」と答えた。
クラフト連続表彰台
今季ジャンプ週間の総合勝者、クラフトは127.5mと131.0mのジャンプを見せたが、優勝までには5.1ポイント足らず2位だった。これでクラフトは6試合連続で表彰台に立ったことになる。
クラフトは、「とてもフェアな試合で、すごく楽しかった。大ジャンプも多かったし、僕にとっては全て上手くいった。明日の第2戦も今日と同じように素晴らしい試合になって欲しい。プレウツに勝つために全力を尽くしたけれど、今日の彼はただただ強かった。彼は勝つべくして勝った。僕がなんで今こんなに好調なのか、それは自分でも分からない。上手くいく時はいくもんなんだね。」と語った。
ロマン・コウデルカは127.5mと130.5mで、合計269.3ポイントを獲得し3位だった。
コウデルカは、「日本への長旅の後だったけれど、とても調子が良かった。2本のジャンプは両方とも上手く決まったし、この結果を受けてとても満足している。ここのジャンプ台はいつもなら風が変わりやすくて難しいのだけど、今日は割と楽だった。」と話した。
表彰台を逃したハイボック
ミヒャエル・ハイボック(オーストリア)は、1回目が終わった時点では首位に立っていたが、最終的に132.0mと127.0m、計268.6ポイントで4位だった。
その10.1ポイント差で、ユーリ・テペシュ(スロベニア)が128.0mと129.0mのジャンプで5位に入った。
葛西紀明は、待望のホームゲームでの優勝をまたもや逃してしまい、256.2ポイントで6位だった。
ザコパネ戦の勝者、カミル・シュトッホ(ポーランド)は葛西の3.4点差で7位、アンダース・ファンネメル(ノルウェー)は252.4ポイントで8位となった。
9位は、243.6ポイントを取ったフランスのヴァンサン・デスコンブ=セボアで、自己初のトップ10入りを喜んだ。その2点差で、マヌエル・ポッピンガー(オーストリア)が10位に入った。
失意のドイツチーム
竹内択が11位、その後の12位にミヒャエル・ノイマイアー(独)がついたが、その他のドイツ勢は期待はずれの結果となった。リヒャルト・フライタークは25位、マルクス・アイゼンビッヒラーはファイナル出場を逃した。
それに対し、グレゴア・デシュヴァンデン(スイス)は13位と、まずまずの成果を出した。
伊東大貴が14位、フィリップ・ソエン(ノルウェー)が15位だった。
ポーランドは、7位のシュトッホの他に、ピオトル・ジーラが16位、ヤン・ジョブロが18位、アレクサンダー・ツニショルが19位に入り、好調なチーム成績となった。