01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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1月11日に行われたワールドカップ女子札幌大会第2戦も高梨沙羅が優勝を飾った。18歳の高梨は、ファイナルラウンドで猛追撃をかけて、7位から1位に追い上げ、ソチ五輪金メダリスト、カリーナ・フォクト(独)を2位、キヤラ・ホルツル(オーストリア)を3位に抑えた。
高梨は試合後に、「信じられない気分。今日の天気はめちゃくちゃだったけれど、みんなで試合を終える事ができた。最終的には結果も私にとって素晴らしいものになってすごく嬉しい。」と語った。高梨は、87.0mと97.0mのジャンプで合計236.3ポイントだった。
2位はフォクトが、93.5mと94.0m、計230.7ポイントで続いた。
フォクトは、「また表彰台に立つことができて、とても嬉しい。今日は良いパフォーマンスを見せることができて、結果にもとても満足している。今日の試合は難しかったけれど、悪天候でも選手はそれを受け入れて、ベストを尽くすしかない。」と話した。
ホルツルは、ファーストラウンドが終わった時点では首位に立っていたが、88.5mと92.5mで、0.3点差で3位になり、彼女のキャリアの中で初めての表彰台を祝った。ホルツルは、「今日はとても良い気分だった。最初の1本はとても良かったし、2本目も満足の出来だった。とっても嬉しいし、日本が大好き!」
強豪オーストリア
ダニエラ・イラシュコ=シュトルツが2本とも95.0mで計229.3ポイントを獲得、エヴァ・ピンケルニッヒも91.5mと93.0mで226.8ポイントを記録し、 更に二人のオーストリア選手が上位に入った。
若手ピンケルニッヒにとっては、自己最高成績となった。
カタリーナ・アルトハウス(独)は220.1ポイントで6位、スロベニアのマヤ・ヴティッチは218.7ポイントで7位だった。第1戦では5位だったサラ・ヘンドリクソン(米)は、今日は218.5ポイントで8位だった。
伊藤有季は、ファーストラウンドで3位についていたものの、214.8ポイントで9位だった。スペラ・ロゲリ(スロベニア)は213.3ポイントで10位に入った。
アメリカのニタ・イングルンドとジェシカ・ジェロームが11位と12位、ロシアのイリーナ・アヴァクモヴァは13位に終わった。
良くなってきたキッカネン
14位のコリーヌ・マテル(仏)に続き、フィンランドのユリア・キッカネンが15位で今季の自己最高成績となった。
イタリアのエヴェリン・インサムは20位で今シーズン初のW杯ポイント獲得となった。ジャックリーン・ザイフリーツベルガー(オーストリア)は、前日の試合では4位と好成績だったが、今回は24位となった。
ワールドカップ女子・個人総合成績では、3試合目を終えて、高梨沙羅が260ポイントで単独首位に立った。ダニエラ・イラシュコ=シュトルツはその50点差で2位、更に24点遅れて開幕戦の勝者、スペラ・ロゲリ(スロベニア)が3位となっている。ソチ五輪金メダリストのカリーナ・フォクトは128ポイントで4位、サラ・ヘンドリクソンが106ポイントで5位に続いている。