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W杯男子ルカ第2戦 強風で中止に

作成: 30.11.2025 16:21 / hn

スキージャンプ・ワールドカップ男子ルカ大会(フィンランド)で、11月30日(日)に予定されていた第2戦は、強風のため中止を余儀なくされた。


北極圏にあるルカトゥントゥリ・ジャンプ台は風の影響を受けやすいので有名だが、今日の午前中は最大風速18m/秒を記録していた。 
時間とともに風は少し弱まってきたものの、試合開始予定の15:00の時点で秒速11mの風が吹いており、スキージャンプの競技には強風すぎた。

国際スキー連盟(FIS)のサンドロ・ペルティエは、「風の向きによっても違ってくるから一概には言えない。それでも、ここルカで試合を行った時は基本的に秒速5m以下の条件でやってきた。今日はその基準を大幅に上回っており、風が強すぎた」と説明した。


「私達は、これまでもあったように風がもっと落ち着いてくれると願っていたが、残念ながら思うようにはならなかった。このような風の条件下でジャンプを決行するのは危険であるため、審判団は中止の決断を下した」とペルティエは補足した。



FISは今シーズン中に振替試合が可能かどうか調整中だ。

一番可能性が高いのは3月7・8日に予定されているフィンランドのラハティ大会中となっている。


左の図はジャンプ台における風の状況を示したものだ。

着地斜面の左右にそれぞれ4台ずつ、合計8台の風速計(3D風速計)により、風速が常時測定されている。

風の情況、もしくは風速は、通常ではウィンドファクターの算出のために必要となる。今日のルカ戦でのような風の強い日には、審判団がジャンプ台の状況判断をするための一助として正確な風速を測るためにも使われている。

 

 

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