01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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エヴァ・ピンケルニッヒ(オーストリア)は新ヒルレコードを打ち立てて、これ以上ないシーズン終幕を飾った。
ワールドカップ・プラニツァ大会(スロベニア)で3月21日(木)、女子の2023/24シーズン最後のノーマルヒル個人戦が開催され、ピンケルニッヒが100.5mと新ヒルレコードの103.5mのジャンプで244.9ポイントを獲得して優勝した。接戦の2位はカナダのアレクサンドリア・ルティートで、100mと101.5m、242.1ポイントをマークした。3位はすでに今季の総合優勝が決まっている開催国スロベニアのニカ・プレウツで、96.5mと97.5m、235.6ポイントだった。
最終戦で日本の高梨沙羅は4位、伊藤有希は8位だった。
ワールドカップ(W杯)通算15勝目を挙げたピンケルニッヒは、「信じられない一日なった。3回も表彰式に出させてもらって、2回オーストリア国歌を聴くことができてとにかく素晴らしかった(*訳注:今日の試合で個人優勝、オーストリアが国別ランキング首位となり表彰台の一番上に立った)。疑いもなく自分のキャリアの中で最高の日の一つになった。この結果を可能にしてくれて支えてくれたチーム全員、そしてプラニツァの大会委員会の皆さんにも感謝の言葉を贈りたい」と、大喜びの様子で伝えた。
今日の日本勢トップは高梨沙羅だった。
伊藤有希は8位となり、W杯総合3位を巡る闘いではカナダのアレクサンドリア・ルティートに逆転を許し、惜しくも4位となった。高梨沙羅は総合9位でシーズン閉幕を迎えた。
ノルウェーのテア=ミンヤン・ビョルセッツは、昨年のノルディックスキー世界選手権の時と同様に今日の最終戦でも5位となり、ハイディ=ダイレ・トラセルードは9位でW杯自己ベストを達成し、ノルウェーから二人トップテン入りを果たした。
オーストリアの三人、ジャックリーン・ザイフリーツベルガー、リサ・エーダー、マリタ・クラマーは6位、7位、10位となった。
ドイツ勢のトップだったセリーナ・フライタークは15位で、ドイツチームで唯一トップ20に入った。カタリーナ・シュミットは21位に甘んじ、アグネス・ライシュが22位に続いた。ユリアーネ・サイファートは24位、アンナ・ループレヒトはスロベニアのカトラ・コマーと同点で28位だった。
日本からは高梨と伊藤の他に、丸山希が18位に入った。
先週末の試合で総合優勝をすでに決めていたスロベニアのニカ・プレウツ(1,454ポイント)は、シーズン終了を迎えて改めて女子W杯総合王者として表彰された。エヴァ・ピンケルニッヒ(1,305ポイント)が総合2位、アレクサンドリア・ルティート(1,030ポイント)は伊藤有希(1,018ポイント)との一騎打ちで12点差で逆転して3位に浮上した。
女子の国別総合ランキングではオーストリアが3,891ポイントで再び首位、2位はスロベニア(3,442ポイント)、3位は日本(2,386ポイント)だった。
※注)基本的は表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差は−8時間です。