We use cookies to give you the best possible user experience and to integrate social media. プライバシーポリシー

W杯トロンハイムNH戦 小林陵侑が勝利!

作成: 12.03.2024 20:42 / hn

FIS(国際スキー連盟)スキージャンプ・ワールドカップ・トロンハイム大会(ノルウェー)で3月12日(火)にノーマルヒル戦(ヒルサイズ105m)が開催され、小林陵侑が優勝した。
2位はスロベニアのペーター・プレウツ、3位はオーストリアのヤン・ホアルだった。ドイツのアンドレアス・ヴェリンガーは4位だった。

小林陵侑は今シーズン、2位には10回もなっていたが、優勝はこれで2度目だ。

小林は、「スゴく良い気分だった。今日の試合にとても満足している。明日のラージヒル戦がどうなるか、今からものすごく楽しみ」と話し、「僕の目標はRAW AIR総合でトップテン以内に入ること」と、意欲を見せた。

3月10日(日)に行われたオスロ戦で2位となり、今日のトロンハイム戦で優勝した小林陵侑だが、RAW AIRノルウェーツアー総合優勝の可能性は理論上でしか残されていない。

27歳の小林は9日(土)のオスロ第1戦で38位となり2本目に進めなかったため、大事なポイントを取り逃してしまった。
現在、小林はRAW AIR総合で17位、893.5ポイントをマークしている。

Peter Prevc

 

RAW AIR首位のシュテファン・クラフト(オーストリア、今日は5位)は、1,050.3ポイントでリードしている。

ヨハン=アンドレ・フォアファング(ノルウェー、1,030.1ポイント、今日は10位)とヤン・ホアル(オーストリア、1,027.2ポイント、今日は3位)がRAW AIR総合ランキングの2位と3位に続いている。

今シーズンで引退することを決めているペーター・プレウツ(スロベニア)は今日も2位入賞を果たし、素晴らしい成績を収めた。ペーター・プレウツは、引退を発表後、非常に良いパフォーマンスを見せている。

ヤン・ホアルは3位入賞を果たし、「今日はスゴイ結果を出せた。うまくリズムを掴めていたし、何をするべきなのかはっきり分かっていた。明日の試合が行われるラージヒルはノーマルヒルよりもっと気に入った。明日も今日のようにうまくいくことを願っている」と話した。

 

今日の試合は、新設されたヒルサイズ105mのノーマルヒルで初めての国際試合であり、2025年ノルディックスキー世界選手権トロンハイム大会のゲネプロともなる試合だった。

ヤン・ホアルは、「このジャンプ会場がすごく気に入った。選手たちのための部屋もとてもかっこよくなったし。ノルウェーは力を入れて取り組んだのが分かる。来年の世界選手権は素晴らしい大会になるはず」と、期待を高めた。


今日のノーマルヒル戦の6位はフィリップ・ライムンド(ドイツ)、7位がハウヴォル=エグナー・グランルード(ノルウェー)、ダニエル・フーバー(オーストリア)が8位、チェコのローマン・コウデルカは9位となった。


イタリアのアレックス・インサムは12位で納得の結果を収め、ポーランド勢のトップだったアレクサンダー・ツニショルは22位となった。

3月13日(水)16:00(日本時間 翌0:00)からは、トロンハイムのラージヒル戦(ヒルサイズ138m)が開催される予定だ。


※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差は-8時間です。

 

ギャラリー

Trondheim DAY 1 Women
13.03.2024 09:32
Trondheim Day 1 men
13.03.2024 15:08
Trondheim Wednesday Women
14.03.2024 20:47

統計

最長不倒
106.0m
Kobayashi, Ryoyu (JPN)
最短ジャンプ
89.0m
Valto, Kasperi (FIN)
平均飛距離
97.2m
K点越えジャンプ
88.8%
ネーション数
15
トップ10のネーション数
6
トップ30のベストネーション
6
Österreich
Kobayashi, Ryoyu
14.01.24
Wisla
Japan
14.01.24
Kobayashi, Ryoyu (JPN) Wisla