01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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FIS(国際スキー連盟)スキージャンプ・ワールドカップ・トロンハイム大会(ノルウェー)で3月12日(火)にノーマルヒル戦(ヒルサイズ105m)が開催され、小林陵侑が優勝した。
2位はスロベニアのペーター・プレウツ、3位はオーストリアのヤン・ホアルだった。ドイツのアンドレアス・ヴェリンガーは4位だった。
小林陵侑は今シーズン、2位には10回もなっていたが、優勝はこれで2度目だ。
小林は、「スゴく良い気分だった。今日の試合にとても満足している。明日のラージヒル戦がどうなるか、今からものすごく楽しみ」と話し、「僕の目標はRAW AIR総合でトップテン以内に入ること」と、意欲を見せた。
3月10日(日)に行われたオスロ戦で2位となり、今日のトロンハイム戦で優勝した小林陵侑だが、RAW AIRノルウェーツアー総合優勝の可能性は理論上でしか残されていない。
27歳の小林は9日(土)のオスロ第1戦で38位となり2本目に進めなかったため、大事なポイントを取り逃してしまった。
現在、小林はRAW AIR総合で17位、893.5ポイントをマークしている。
RAW AIR首位のシュテファン・クラフト(オーストリア、今日は5位)は、1,050.3ポイントでリードしている。
ヨハン=アンドレ・フォアファング(ノルウェー、1,030.1ポイント、今日は10位)とヤン・ホアル(オーストリア、1,027.2ポイント、今日は3位)がRAW AIR総合ランキングの2位と3位に続いている。
今シーズンで引退することを決めているペーター・プレウツ(スロベニア)は今日も2位入賞を果たし、素晴らしい成績を収めた。ペーター・プレウツは、引退を発表後、非常に良いパフォーマンスを見せている。
ヤン・ホアルは3位入賞を果たし、「今日はスゴイ結果を出せた。うまくリズムを掴めていたし、何をするべきなのかはっきり分かっていた。明日の試合が行われるラージヒルはノーマルヒルよりもっと気に入った。明日も今日のようにうまくいくことを願っている」と話した。
今日の試合は、新設されたヒルサイズ105mのノーマルヒルで初めての国際試合であり、2025年ノルディックスキー世界選手権トロンハイム大会のゲネプロともなる試合だった。
ヤン・ホアルは、「このジャンプ会場がすごく気に入った。選手たちのための部屋もとてもかっこよくなったし。ノルウェーは力を入れて取り組んだのが分かる。来年の世界選手権は素晴らしい大会になるはず」と、期待を高めた。
今日のノーマルヒル戦の6位はフィリップ・ライムンド(ドイツ)、7位がハウヴォル=エグナー・グランルード(ノルウェー)、ダニエル・フーバー(オーストリア)が8位、チェコのローマン・コウデルカは9位となった。
イタリアのアレックス・インサムは12位で納得の結果を収め、ポーランド勢のトップだったアレクサンダー・ツニショルは22位となった。
3月13日(水)16:00(日本時間 翌0:00)からは、トロンハイムのラージヒル戦(ヒルサイズ138m)が開催される予定だ。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差は-8時間です。