01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
全リザルト » |
2試合が予定されているFIS(国際スキー連盟)ワールドカップ女子オスロ大会(ノルウェー)で、3月9日(土)に第1戦が行われ、ノルウェーのシリエ・オプセッツが優勝した。悪天候のため1ラウンドしか開催されなかった今日の試合で、24歳のオプセッツはドイツのカタリーナ・シュミットとノルウェーのアイリン=マリア・クヴァンダルを抑えて勝利した。
直前に開催された男子個人戦と同じく、女子の試合も非常に難しい天候条件となった。何度も中断を余儀なくされたためファーストラウンドだけでも、1時間17分もかかった。普段だったらほとんど2ラウンドできる時間だ。
特についていなかったのは現在ワールドカップ(W杯)首位のニカ・プレウツ(スロベニア)だった。
最終ジャンパーとして飛んだプレウツは、スタートのゴーサインが出るまでに20分以上も待たなくてはならなかった。プレッシャーのかかる待ち時間を上手にやり過ごし、ジャンプもうまく決めたプレウツは最終的に6位となった。W杯総合2位に迫るオーストリアのエヴァ・ピンケルニッヒは、プレウツの1つ上の5位だった。
今日の最高、そして最長ジャンプを収めたのは開催国ノルウェーのシリエ・オプセッツだった。オプセッツは127.5mまで伸ばして109.3ポイントをマークし優勝した。
シリエ・オプセッツにとってはW杯通算7勝目、今季はヴィリンゲン戦に続く2勝目となった。
ドイツのカタリーナ・シュミットは、今季2度目の2位入賞を祝った(前回は札幌戦)。今シーズンはシュミットはまだ勝利を挙げていない。
シュミットは、「今日は本当に荒れてスゴイ試合だった。私はとても良いジャンプができたし、運にも恵まれた。今日表彰台に上がれて、すごくスゴく嬉しい。 最後に飛んだニカ(プレウツ)は信じられないぐらい長く待たないといけなくて気の毒だった。それでもニカは自分のやるべきことを本当に上手にやった」と、話した。
前日の予選で1位だったアイリン=マリア・クヴァンダル(ノルウェー)は今日は3位となり、女子RAW AIR総合首位の座を守った。
現在クヴァンダルが231.5ポイントで首位、総合2位はシリエ・オプセッツ(227.7ポイント)、3位にはカタリーナ・シュミット(222.1ポイント)が続いている。
オスロのホルメンコーレンジャンプ台での女子第2戦は、3月10日(日)17:00(日本時間 翌1:00)から開催される予定となっている。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差は−8時間です。