01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
全リザルト » |
スキーフライングワールドカップ・オーバーストドルフ大会(ドイツ)で、2月23日(金)にスキーフライングでは初となるスーパーチーム戦がヒルサイズ235mのハイニ・クロップファー・フライングヒルで開催され、スロベニアチーム(ドーメン・プレウツとティミ・ザイツ)がフライング戦での強さを改めて証明して優勝した。
2位はノルウェー(クリストファー=エリクセン・スンダルとヨハン=アンドレ・フォアファング)、3位はオーストリア(ミヒャエル・ハイボックとシュテファン・クラフト)だった。
日本チームは小林陵侑と二階堂蓮の二人で臨み、4位となった。
スーパーチーム戦は本来であれば3ラウンドで競われるが、前日の強風のため2ラウンドに短縮して開催された。
スロベニアチームが危なげなく優勝を掴んだとは言え、オーバーストドルフのフライングヒルに集まった6千5百人の観客は、高レベルでスリリングなスキーフライング戦を目の当たりにした。
ドーメン・プレウツは、「今日は本当に良い天候条件に恵まれて、選手全員がこの試合を満喫していたと思う。先週末の札幌大会での勝利からとてもうまくいっている。今は土曜と日曜に予定されているオーバーストドルフ個人戦に照準を当てて集中を切らさないようにしないと。結果はその後ついてくる」と、勝利後のインタビューに答えた。
ヒルレコード保持者でもあるドーメン・プレウツは現在数年ぶりの好調さを見せており、今週末の個人戦2試合では優勝を有力視されている。
ノルウェーチームのクリストファー=エリクセン・スンダルは、「今日の自分のジャンプとこの成績に感動している。自己最長ジャンプを更新できて、スキーフライングで自分史上最高の日になった。そしてヨハン(フォアファング)は多分今日最高の個人得点をマークしたと思う。一つのチームとしてとても喜んでいるし、今日この成果を出せてとても嬉しい。明日はヨハンとティミ(ザイツ)の活躍から目が離せないと思う。今日は二人とも本当に強かった」と、話した。
オーストリアのミヒャエル・ハイボックは、「スキーフライングはとくにかく特別なもので、今日は目まぐるしかった。僕らは二人とも良いジャンプを1本ずつ決めることができた。残念ながら2本は揃えられなかったから、優勝には届かなかった。僕の今日の2本目は本当にうまくいった。今日はちょっと変わりやすい風が吹いていたけど、団体戦だとそれもでなんとか均等になるもの」と、説明した。
ドイツチーム(ピウス・パシュケとアンドレアス・ヴェリンガー)は、日本とポーランドに続く6位に甘んじた。
アンドレアス・ヴェリンガーは、「会場の盛り上がりも、フライングヒルの整備も全てが完璧だった。トレーニングも良かったし、試合でも1本目はうまくいって良いスタートになったと思うけど、2本目は残念ながらイマイチだった。何が悪かったのか自分で分かっているから、土曜と日曜の個人戦ではとにかくその点を改善して臨むつもり」と、話した。
今回のオーバーストドルフ大会では24日(土)と25日(日)にそれぞれ16:00(日本時間 翌0:00)から個人戦が1試合ずつ開催される予定となっている。
全リザルト:スーパーチーム戦
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差は−8時間です。