01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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2月11日(日)、ワールドカップ男子レイクプラシッド大会(アメリカ)の3試合目となる個人戦が開催され、オーストリアのシュテファン・クラフトが優勝した。
クラフトは試合の最終ジャンプで、それまで同点で首位につけていたスロベニアのロヴロ・コスとドイツのフィリップ・ライムンドを2位に抑えて勝利した。
現在ワールドカップ(W杯)総合首位のシュテファン・クラフトは、土曜の個人第1戦では前半首位につけていたものの、2回目のジャンプで24位まで順位を落としていた。しかし日曜の個人第2戦では、全てがうまくいった。
クラフトは、「今週末は最終的にはスゴく良い大会になった。昨日(個人第1戦)は最後のジャンプがうまくいかなくてがっかりしたけど、それはスキージャンプにはつきもの。ちょっとしたことであっという間に順位が変わってしまう。昨日はミスもあったし、そうなるとあっという間に沈んでしまう。だから余計、今日は2本の良いジャンプを揃えることができてとても嬉しい。しかも今日も簡単ではない天気だったしね。それも考えるとスゴイ週末だったと思う」と、話した。
土曜の夜に開催されたスーパーチーム戦でも、クラフトはチームメイトでもあり友達でもあるミヒャエル・ハイボックと共に勝利を飾っていた。
同点で2位となったロヴロ・コス(スロベニア)とフィリップ・ライムンド(ドイツ)の活躍に会場は盛り上がった。コスとライムンドと、クラフトの差はわずか1.8点だった。しかもライムンドのジャンプは135mまで伸びて、今日の最長不倒だった。
土曜の第1戦でW杯初優勝を飾ったコスにとっては、今週末のレイクプラシッド大会で2度目の表彰台入りとなった。
これまでの最高成績が5位だった23歳のフィリップ・ライムンドにとっては、今日個人戦で初めての表彰台達成となった。
ライムンドは土曜の夜に開催されたスーパーチーム戦でもアンドレアス・ヴェリンガーと共に参戦して2位となっていた。
ピオトル・ジワが4位となり、今季これまでのポーランドチーム最高成績となった。レイクプラシッドの会場に集まった多くのポーランド人ファンはジワの活躍を喜んだ。
日本チームからは小林陵侑が5位、二階堂蓮が8位、小林潤志郎が17位、中村直幹が26位に入った。竹内択は42位だった。
ドイツのアンドレアス・ヴェリンガーが6位、ノルウェーのマリウス・リンヴィクが7位だった。
W杯総合ランキングではシュテファン・クラフトが今日の勝利で首位の座を更に強固なものとした。現在クラフトは計1,236ポイント、総合2位のアンドレアス・ヴェリンガーが1,027ポイント、3位の小林陵侑が1,021ポイントとなっている。
ジャンプ男子W杯は来週末の北海道、札幌大会へと続く。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差は-8時間です。