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W杯シュチルク大会 小林陵侑が予選1位

作成: 16.01.2024 21:11 / hn

1月16日(火)、ワールドカップ男子シュチルク大会(ポーランド)の予選がノーマルヒルで行われ、日曜(1月14日)のヴィスワ個人戦で優勝したばかりの小林陵侑が1位になった。
今季のジャンプ週間王者でもある小林陵侑は、0.1点の僅差でアンツェ・ラニセク(スロベニア)を2位に、0.8点差でアンドレアス・ヴェリンガー(ドイツ)を3位に抑えた。

ノーマルヒル戦は獲得ポイントの差が小さいため特別スリリングな展開となることが多いが、今日のシュチルクでの予選がまさにそうだった。

ヒルサイズ104mのシュチルク・スカルテ・ノーマルヒルで行われた今日の予選では、上位16位までの選手のポイント差が10点にも満たなかった。

 

小林陵侑は、「今日は良いジャンプができた。シュチルクに来たのは初めてだけど、ここのジャンプ台が本当に好き」と、喜んだ。

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ヴィスワから車で約20分の距離に位置するシュチルクは、ウィンタースポーツの地だ。昨年の夏にはサマーグランプリが開催されが、ワールドカップは今回が初開催となる。


今日の予選で4位だったのはスロベニアのロヴロ・コス、5位がドイツのシュテファン・ライエだった。

オーストリアのヤン・ホアルシュテファン・クラフトが6位・7位に並び、ブルガリアのヴラディミール・ゾグラフスキが8位、9位はまたオーストリアチームのマヌエル・フェットナーだった。

そして日本の二階堂蓮が10位で今日のトップテンを締めくくった。


スロベニアチームは、アンツェ・ラニセクとロブロ・コスが2位と4位で再び好成績を収め、ひきつづき「ポーランドツアー」総合首位となっている。
現時点でスロベニアは1,821.6ポイントで、2位のオーストリア(1,759.3ポイント)と3位のドイツ(1,742.4ポイント)にずいぶん差をつけている。
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今日お祝いしたのは予選1位の小林だけでなく、37歳の誕生日をちょうど自国ポーランドで迎えたベテランのピオトル・ジワもだった。

ジワは特別な日にスタート番号37で予選に参加し、そのジャンプを終えたアウトランでスキージャンプのレジェンドアダム・マリッシュに迎えられ、サプライズの誕生日ケーキで祝福を受けた。
予選31位で本戦進出を決めたことが些細なことのようで、ジワは「まだずっと長くジャンプを続けていけたら嬉しい。スキージャンプが未だにものすごく楽しい」と、話した。


シュチルクでのノーマルヒル本戦は、1月17日(水)17:30(日本時間 翌1:30)から開催される予定となっている。


 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差は-8時間です。

 

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