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W杯女子札幌 第1戦 ピンケルニッヒが優勝

作成: 13.01.2024 11:38 / hn

2試合が予定されているワールドカップ女子札幌大会(北海道)で、1月13日(土)に第1戦が行われ、オーストリアのエヴァ・ピンケルニッヒが優勝した。 2位はジェニー・ラウチナホで自己最高成績となった。3位はノルウェーのエイリン=マリア・クヴァンダルだった。日本のトップは 4位の高梨沙羅、伊藤有希は5位に続いた。
ワールドカップ総合首位のニカ・プレウツは、1回目はトップで折り返したが、2回目はうまくいかず10位まで順位を落とした。

強い降雪のため、今日のワールドカップ(W杯)女子の試合は難しいコンディションで行われた。


しかし、昨季のW杯女子総合王者エヴァ・ピンケルニッヒ(35歳)は大雪をものともせず、1回目でノルウェーのエイリン=マリア・クヴァンダルと同点の2位につけ、2回目ではトップジャンプを見せて勝利を決めた。

ピンケルニッヒは、「ものすごく嬉しい。自分で考えていたよりずっと良かった。私達は健康と体調管理のための休暇を挟んだ。これ程の難しい条件の中で、ひるまずに良いジャンプができたのは自分でも嬉しい。改めてチームのみんなに感謝の気持ちを伝えたい。私が元気にジャンプ台でスキージャンプを続けていくために、裏で頑張ってくれている。日本が好き。私のW杯初優勝はこの地で祝った。そしてまた今日札幌で優勝できて信じられないぐらい嬉しい」と、試合後に感激を伝えた。

 

W杯女子総合首位のニカ・プレウツは、今日は2本目が上手く決まらず、10位に甘んじた。そのため、ピンケルニッヒに今季2勝目への道が開けた。
ピンケルニッヒは膝の負傷のため今シーズンのW杯には遅れて参戦したが、それでも現在W杯総合3位となっている。

総合首位は引き続きスロベニアのニカ・プレウツ(547ポイント)、2位はフランスのジョゼフィーヌ・パニエ(452ポイント)、3位にエヴァ・ピンケルニッヒ(410ポイント)が続いている。

表彰台入りは果たせなかったものの、日本から高梨沙羅伊藤有希が4位・5位に並び上々の成績となった。

ドイツのカタリーナ・シュミド(旧姓 アルトハウス)は7位で、今季の自己最高成績だった。

札幌大会第2戦は、14日(日)3:00(日本時間11:00)から開催される予定だ。

そして来週、3試合が予定されている蔵王大会へと続く。

 

リザルト

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差は−8時間です。

 

統計

最長不倒
121.5m
Kvandal, Eirin Maria (NOR)
最短ジャンプ
79.0m
Kykkaenen, Julia (FIN)
平均飛距離
102.0m
K点越えジャンプ
0.0%
ネーション数
13
トップ10のネーション数
6
トップ30のベストネーション
6
Österreich
Japan
Pinkelnig, Eva
01.01.24
Oberstdorf
Österreich
06.01.24
Kraft, Stefan (AUT) Bischofshofen