01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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12月17日(日)、ワールドカップ・エンゲルベルク大会(スイス)で男子第2戦が行われ、シュテファン・クラフトが優勝、ヤン・ホアルが2位になり、オーストリア勢二人が並んだ。3位以降にはドイツチームから3人の選手が並んだ。
年末年始のビッグイベント、第72回スキージャンプ週間(ドイツ・オーストリア)の前、最後の試合となるエンゲルベルク第2戦で、オーストリアとドイツが圧倒的な好調さを見せた。
シーズン開幕当初と同じく、オーストリアとドイツの選手が上位を占めた。
今日の勝者シュテファン・クラフトにヤン・ホアルが2位に続き、3〜5位にはドイツのピウス・パシュケ、カール・ガイガー、アンドレアス・ヴェリンガーが並んだ。
クラフトは、「今日の2本目のジャンプは、全てがうまくいって、本当に良いジャンプだった。ものすごく良い感触だったから、もう50m地点頃にはこれは伸びると思った」と、話した。
ここ数日、クラフトは背中に問題を抱えていたが、エンゲルベルクではそれを感じさせない目覚ましいパフォーマンスを見せた。
「この問題をできるだけ早く解決しなくては。今日は一日中ゆっくりしていたから、やったことと言えばこの3本のジャンプだけ。ジャンプ週間が始まるまで、あと数日あるから、その期間を利用してうまく調整していきたい」と、クラフトはインタビューに答えた。
今シーズンが始まって8試合が終わった現時点で、クラフトはすでに5勝を挙げている。ワールドカップ(W杯)総合成績では、クラフトが計669点で大差をつけて首位、その後にドイツの3人、アンドレアス・ヴェリンガー(447点)、ピウス・パシュケ(443点)、カール・ガイガー(414点)が続いている。
12月29日(金)にドイツ・オーバーストドルフで始まるジャンプ週間でも、クラフトへの優勝有力候補として期待が高まる。
しかしドイツチームにとっても、かつてないほどのチャンスが巡ってきている。3人もの選手がジャンプ週間総合優勝に現実的な期待が持てる状態だ。そのうちの誰かが総合優勝を挙げるとすれば、2001/2002年のスヴェン・ハンナヴァルト以来の快挙となる。
開催国スイスのグレゴア・デシュヴァンデンは今日6位に入り、世界トップの仲間入りを果たしたと言えるだろう。地元の観客は、スイスの新しいスキージャンプスターに熱狂的な声援を送った。
スロベニアのロヴロ・コスが7位、ノルウェーのマリウス・リンヴィクが8位、スロベニアのアンツェ・ラニセクが9位となった。
日本の小林陵侑は10位だった。
トップテン入りの全選手がジャンプ週間の優勝候補に数えられる。
ポーランドチームは引き続き不調で、上位30人によるファイナルラウンドにすすめたのは二人だけで、ダヴィド・クバツキが14位、カミル・ストッフは23位だった。
国別得点ではポーランドは158ポイントで、スイス(320ポイント)にずっと差をつけられて7位となっている。
首位はドイツ(1,677ポイント)、2位はオーストリア(1597ポイント)、日本は362ポイントで5位につけている。
スキージャンパー達はクリスマス休暇を挟んだ後、12月29日からドイツ・オーバーストドルフで始まる今季最初のハイライト、スキージャンプ週間へと臨むことになる。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差は−8時間です。