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W杯女子エンゲルベルク ニカ・プレウツ初V

作成: 16.12.2023 15:49 / hn

12月16日(土)、ワールドカップ女子エンゲルベルク大会(スイス)で第2戦が行われ、スロベニアのニカ・プレウツ(18歳)が初優勝を祝った。2位は同じくスロベニアのエマ・クリネッチ、3位はノルウェーのアイリ=マリア・クヴァンダルだった。日本の伊藤有希は7位だった。

プレウツは、「今日勝利を挙げることができて、この気持ちを言葉にするのは難しい。とにかくものすごく嬉しい」と、喜んだ。

1本目でプレウツは完璧なジャンプを決めてすでに11.4点差をつけて2本目に進んでいた。「ファイナルラウンドではとても緊張していたけれど、点差に余裕があるのを知っていたから良かった」と、話した。最終的に2位のエマ・クリネッチ(スロベニア)に2.6点差で優勝を決めた。

ニカの兄二人、ペーターは2015年に、ドーメンは2016年にワールドカップ(W杯)男子エンゲルベルク大会で優勝しており、これでプレウツ家の3人がエンゲルベルクで優勝したことになる。


チームメイトのエマ・クリネッチは、12月15日(金)の第1戦で3位になっており、今週2度目の表彰台入りを果たした。

「エンゲルベルクのこのジャンプ台がとても好き。2本とも良いジャンプを揃えることができて、とにかく嬉しい。ここのジャンプ台に上手く合わせられるように、他の選手たちのジャンプを観察したのがとても良い助けになった」と、クリネッチは語った。


今日の4位は、前日の第1戦で優勝したジョゼフィーヌ・パニエで、W杯総合首位の座を計330ポイントで守った。総合2位にはカナダのアレクサンドリア・ルティート(252ポイント、今日8位)が続いている。


オーストリアのトップだったのは前日同様ジャックリーン・ザイフリーツベルガーで9位、同胞のマリタ・クラマーが10位に並んだ。


ドイツチームは今回もトップテン入りを逃し、一番良かったセリーナ・フライタークでも13位だった。

Ema klinec

 

日本チームからは、伊藤有希が7位、高梨沙羅は11位に入り、丸山希と勢籐優香が28・29位に並んだ。宮嶋林湖は40位だった。

Nika Prevc

 

全リザルト

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差は−8時間です。

 

ギャラリー

Engelberg Friday Women
16.12.2023 04:34
Engelberg Saturday Women
17.12.2023 03:10

統計

最長不倒
136.5m
Prevc, Nika (SLO)
最短ジャンプ
97.0m
Miyajima, Ringo (JPN)
平均飛距離
116.9m
K点越えジャンプ
18.6%
ネーション数
13
トップ10のネーション数
7
トップ30のベストネーション
5
Österreich
Slowenien
Prevc, Nika
-
Slowenien
07.10.23
Klinec, Ema (SLO) Klingenthal